昼寝にはいい季節だ

ひとつの仕事を終えて
ほっとひと息ついたかと
思ったらまた問題が
沸いて出た。しかし
それは何時もの事だ。
今回も落ち着いて行こう。


請求処理が終わればもう
11月の利用票や提供票を作り出さねばならない。
例によって僕は季節を、時間を無理矢理手繰り寄せる様な作業を
続けている。定期訪問もジワリと始めている。今月もまたこの
パターンをこの日記に書いている。これはこれで悪い気はしない。

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ある方の消息を風の便りに伝え聞いた。元気でやっているらしい。
ある方の最期を風の頼りに伝え聞いた。哀しい出来事に見舞われたらしい。
風の便りは時々届く。狭い街の狭い業界で無駄に深く過ごしてしまった
出来損ないにも届いてしまう。


何処かのどなたかの時の流れを、時と共に風の便りが運んで来る。
俺の知った事ではないと表面上は簡単にあしらっているが、
時の流れの重さは知っている。たかがその断片を垣間見た
だけだったとしても。確かにこれは辛い。だが辛いけども
呑み込まれる訳にはいかない。次は僕の番かもしれない。でも、
それがどうした。はなから解っていた事だろう。


人生は、翻弄されるもの。しかし人生はそんな混沌の中から見出すもの。
風の便りは時を翻弄し、慎み、労わり、愚弄し、疲弊させ、ある時
再生への標となる。それはただ生きて、死ぬって単純な流れの中で
ひっそりと理解もされぬまま、しかし確実に行なわれている。


風の便りに届いて欲しい。僕は、まだ一応元気です。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。