鰻なのである

やはり鰻である

鰻を買って来た。


高値云々が取り沙汰
される昨今ではあるが、
土用の丑の日には
やはり鰻を食わねば
なるまい。


普段あまり食の進まぬ
こんな僕ではあるが、
鰻だけは喰わねばなるまい。


結構大きめなものが買えた。高値高値と云う割りには値段は
例年とあまり変わらないものだった。一応宮崎産と記されては
いたが、どうせ中身は判らない。尤も海外からの輸入稚魚しか
ないらしいから実際の所何処産かなんてもうどうでもいい。
兎に角鰻なのである。どうせ一年に一度しか食わないのである。
好物なのだが貧乏人なんてこんなものなのである。うむ。



一尾を家族三人で分けるのである。まるで太っていないのに大食いな
父が一番多く取り、次が母であり、少食な僕はほんの少しでいいの
である。毎年このパターンであり、今年もそれが継続出来たのでそれで
いいのである。写真は父の分であり、僕は例によって晩飯など少しで
いいのである。


いい歳こいて仕事か道楽かにうつつを抜かす終わってる男たる僕は、
まあこんなもんなのである。しかし今は元気いっぱいでもこれから
どうなるかも知れない両親の事を考えると(?)も少し親孝行
しなよと自らに激しく突っ込みつつ、しかし相も変わらず
ええかげんなやつじゃけんなのである。


今週も仕事が詰まってしまい、てんてこまいしたのである。
お疲れ様なのである。しかし仕事はまだまだ片付かないのである。
片付かないけど、明日明後日は休むのである。こんな人生であり、
今年も迎えた夏であり、これから先も当面はこのパターンできっと
行くのかなあと思ったりしたのである。うわ・・・書いててだんだん
空しくなって来たのである。でもまあそれでも僕は生きておるのである。


寝るのである。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。