まだ、この街にいます。

早いもので僕が
介護支援専門員と
なり、現在のケアプラン
センターに所属する
ようになって本日で
丸2年。


当初は担当ゼロで
取り敢えずあちゃこちゃへ
営業廻りをしていた。そんなもんケアマネの仕事じゃないだろうとは
思いつつも、しかしこれもきっと自分に与えられた試練だろうと(ちいと
大袈裟か。でも当時はそうでも思わないとやっていられない精神状態
だった)自分なりに頑張ってみた。


それらは報われたのかどうかもよく解らないうちに時は流れ、気がつくと
2年。短いか長いかもよく解らないうちにやはり時は流れ、様々な
利用者さんが現れては去って行かれたりしつつも、少しずつ担当が
増えて行った。自ら開拓した支援。出来る限りの事をしたいと思って、
走っていた。それからあちゃこちゃからのご紹介を受けたりもしつつ
更に担当が増えた。ゼロから始めた立場からすると、こんなに
有り難い事はない。


決して順調とは云えないだろう。実は様々な問題も抱えてはいる。
でも、少しずつ蓄えた経験知と、知識の無さを補うべく欠かさずに
いるフットワークと(ホンマか?)、ついでの悪運とでどうにかこうにか
此処までやって来た。こんな感じでいいのだろうか。利用者さん達に
迷惑は掛けていないだろうか。よう解らん。でもこれからも可能な
限り頑張るしかない。何処でどうなるかも解らないけれども。


刻々と変わり我々を翻弄する政治と制度。介護保険の世界もまたしかり。
でも全国各地のケアマネさん達はきっと僕と同じように悩まされつつも
それらに順応し、どうすれば道が開けるかを考えておられると思う。
どんどんと山積する書類に追われながら、矛盾の連鎖に憤りながら。


仕事を探していた僕は、今仕事に追われている。きっとその方が
いいのだろう。こんなご時世、高給取りにはなれなくともそれなりに
好きだと思える仕事に就けているのだから。これからどうなるか
なんて知らない。今をどうにか乗り切って行くだけなのだ。
そして3年目が始まった。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。