ブルースハープあれこれ

仕事から帰宅して
何となくやってみた
のは、もう10年近く
まともに使って
いなかったこやつら、
ブルースハープ
押入れから取り出して
来て、こうやって
無駄に並べて写真なんざ撮ってみたりする事だったりする。


ブルースハープと云うものはキーごとに音の並びが変わっている為、
演奏する曲のキーに合わせて選べば良いように出来ている。その分
本数を購入せにゃならぬのがネックだが、1本あたり2〜3千円位で
手に入るから、少しずつ買い揃えて行ったのだった。欲しいキーは
まだまだ幾つかあるけれども、音楽から離れてしまった今となっては
実際に手に取って演奏する事も無くなっていた。


久し振りに手に取ってみた。近所迷惑にならぬ程度に音を出してみる。
ボブ・ディランニール・ヤングみたいに何の飾りもなく、まるで
歌うようにシンプルに吹いてみたり、CCRのジョン・フォガティー
みたいにエレクトリックギターのリードパートに負けない位な
派手な音を出してみたりしてみたい。そう思ってかつては結構
練習したものだった。それなりな音を出せる自信もあった
(あっただけだけど。いかんなあ)。


音を鳴らす事が好きだった。僕が出した音がもしかしたら何処かの
誰かに届いていたら、こんなに面白くて素敵で豊かな事はない。
そんな事が、そんな夢みたいな事が、またやれないだろうか。


愛用していたホーナーの「マリンバンド」(写真下側)は錆びが
出ていた。僕はどれだけ音楽から遠ざかっていたのかいね。
好きな事も鬱陶しくなるような、生活を立て直そうとただ願う
だけのような日々が、あまりにも長く続き過ぎちまったらしい。
若者のようにも、じいさんのようにも振舞えない中途半端な今だ。


明日は週末。明後日のお休みに、スタジオ見学に行けないかしらん?
ジワリジワリと手前に音楽を引き寄せたいなあと無駄に画策して
おるのです。どうなるかなあ。


もう少ししたら寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。