見えた!金環日食

空は暗くなったのだった

今週も始まりました。

さて、今朝一番の
話題と云えばもう
これしかないだろう。
金環日食だ。


日本三大都市で金環
日食が見られるのは
932年ぶりだとか。
こりゃあすごい。


僕が住む大阪では午前7時28分頃に金環日食が見られるらしいの
だけれども、天候が心配だった。でも今朝はどうにか晴れている。
先月から用意しておいた日食メガネを手に、僕と両親は表に出た。
僕は通勤の時間が迫っていたが、ぎりぎりまで粘ってその様子を
我がコンデジに(こんな時に一眼が欲しくなるけどもうどうしようも
ないぞ)取り敢えずパシャパシャと撮影したものを載せてみよう。
所詮コンデジ。限界はあるけれど何はともあれ撮っちまおう。



6時53分 日食メガネ越しに撮影。もう欠け始めている。


7時14分 あと14分くらいか


7時21分 肉眼で見ないようカメラのディスプレイを頼りに撮影
雲が出て来てしまったが、むしろ好都合だ。


そして7時30分 見事に金環日食となった太陽を捉えた


7時31分 近くで見ていた人々からも歓声があがる
これが金環日食


7時36分 陰がずれて金環は崩れたが、感激は崩れずだ。


7時41分 限界だ。これは駅付近にて撮影。もう電車に乗らなくちゃ。


日食が近づいた頃、周辺は薄暗くなり、風はつめたくなった。
不思議な風景が眼前に広がった。恐らく僕は、こんな不思議な風景を
もう二度と見られないかもしれない。当たり前のように存在していると
思い込んでいた太陽と月と、そして地球。全ては奇跡が支えているの
かもしれない存在なのだと僕は知らされた。


電車に乗り、何時もの仕事場へと向かい、何時もの仕事を始める。
宇宙は広大であり、僕は下町の片隅でそれを感じながら猥雑な
騒音といかれた人間の営みの中でこれからも生きて行く。
とてつもなく広大な宇宙の片隅で生きる、とてつもなくちっぽけな
存在として。


素晴らしい光、畏怖を憶える光をこの目で見た。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。