どうしようもなく8年

下町の空

先日、一気に4件の
ご新規さんを担当
する事になったと
書いたが、本日は
それとは別件で更に
全くの新規で要介護
認定を受けたいと
望まれている方を
訪ねた。


ご自宅ではなく、とある大きな病院のとある病棟。とある病にて
とある手術を受けられ(とある、ばかりであーる)退院後に不安を
持たれている方である。在宅復帰後の支援も含めてあれこれと
考えてみようと思っている。退院にはまだ時間が掛かりそうなので
認定調査はこの病棟にて行なうように申請しておこう。


どんな支援が行なえるのだろうか。例によってどうなるかは
判らないが、今回も今まで同様やってみたい。忙しいのは良い事だ。
大変なケースもあるけれど、こうして仕事が出来る事が今は嬉しい。

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このどうしようもない介護業界にたまたま入り込んでしまってから
ふと気がつくと丸8年の月日が過ぎ去っていた。そんな事にこれまた
ふと気がついた。ああそんなになったかねえ。事ある毎に何年
経っただのああだのこうだのとこの日記でのたまって来たけれど、
今回は8年経ったって事をついつい書いてみた。


8年前、車椅子の修理会社に就職した僕は、実際に車椅子の修理を
行いながら、その片手間に主に身体障害者の方々へのホームヘルプ
サービスを行なっていた。脳性麻痺筋ジストロフィーなどなど
重度の障害者の方々との関わりは、今想い返しても大変であり、しかし
本当に良い経験であった。介護員としての僕の始まりは、お年寄りでは
なく、障害者の方々への関わりからスタートしたのだった。だから
その後の自立支援法への移行へはそれなりにすんなりと対応出来たが、
高齢者対応(つまり介護保険法ね)への対応には幾分戸惑った記憶がある。
障害者の制度にはそれなりに自由と融通があったが、高齢者の制度は
当時からどうしようもなく自由がなかった・・・なーんて事は知らなんだ。
制度の事なんて当時はよく解らなかった。今からするとのんびりと
やっていたように思う。


制度であるからして、年々引き締めやら使いづらさ(?)が出てきて
しまうのは或る意味仕方の無い所なのかもしれないが、しかしそれに
しても随分と変わってしまったのだなあと感じている。


はあそうか、8年経ったか。よくもまあやって来たものだなあ。
まったくもってよくもまあだな。しかしまあこうやって感慨に
耽っているうちに眠くなってしまったのであるからして耽るよりも
眠る方への重要性を感じていたりするからしてでして、これはもう
とっとと寝た方が良さそうだ。もうぐだぐだだな。


これからどうするかなんて考えても仕方ないので、取り敢えず寝ます。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。