経過記録

花粉と寒風

しかしまあ寒い。
3月ももう半ばだぞ。
本日もまたなごりの
雪が舞った。


大阪ですらこの寒さ。
北へ向かうともっと
寒いのだろうな。


本日はほとんど外に出ず、
居宅介護支援経過記録の(特に初期の頃のもの)内容に不備が
ないか確認していたりした。介護予防の方の記録に関しては
地域包括支援センターにその全文を提出するので訂正もへたくれも
ないのだけれど、要介護の方の記録は事業所のみで保管する為時々
見返しては記述におかしな部分がないか調べている。
誤字・脱字程度ならば別段どうにでもなるけれど、内容の辻褄が
合っていない、なんて間の抜けた事があったりするからたまらない。


事実をそのままに書いて行けば良いのだけれども、時系列が
ぐちゃぐちゃになっている記述を先日見つけてしまったのだ。
これは実に遺憾である。ケアマネとして勤務し始めて、要介護の
方を担当する事になった初期のものだった。僕はこうして長年に
渡り(?)毎晩どうしようもない駄文を日記として書き連ねているが、
経過記録については駄文なんざ書いてはいられない。文の構成、
時系列、感情を加えない事実の列挙。書けば書くほど経過記録って
奥が深いなあと思うのである。


経過記録は、記憶の結晶。ケアマネは物書き的資質が要り様だ。
読み返してみると、事実の列挙の中に、関わった人々の人生の
リアルな断片が見えてくる。僕はこんなにもその方々の人生の
奥深くに関わっているのかと思ったり、反対に沢山記録して
書いたつもりになっていたのに、実は何にも知らなかったの
だとある日突然思い知らされ愕然としたりの連続なのである。
で、本日もまた記録してしまうのである。


この日記よりも僕が書いた居宅介護支援経過記録の方が実は
文章としては断然面白いのではないか?


明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。