哀しき4本

弾いてあげて

狭い部屋の中、僕の
目の前に置いていある
4本のアコギ。


1本は宝物(の割り
には手入れして
いない)ギブソンJ-45。


1本は何年前だったか
ヤフオクにて6千円弱で
手に入れた40年ほど前のヤマハ製。


1本は某所にて捨てられていたのを可哀想だと拾ってきて
欠落していたサドルとブリッジピンを取り付けて弾けるように
した鈴木ヴァイオリン製。一時はオープンDチューニングにしていた。


そして最後の1本は2003年の春に東京神田の楽器店にて買った
ヤマハの廉価版12弦。狭い部屋に2004年頃から今の状態でずっと
これら4本は置かれている。まともに弾かれる事もあまりなく
置かれている。実に遺憾な状況で、据え置かれてしまっている。


この日記ではこれらの楽器をもっと弾いてやらなきゃなあと何年も
前からうだうだ何度となく書いていたような気もしないでもない。
しかし現在もあんまり弾いていない。どの楽器もきらめく個性があって、
どの楽器もかなり音は良い。拾ってきた鈴木ヴァイオリン製のやつ
なんてすっかり弦が死んでもう少なくとも4年は経過している筈だが、
今しがた久々に鳴らしてみたらあまりに渋い音になっていたので
驚いた。一体何年弾いてやってないんだよまったく。


もったいないなあと思いながら、たまーに楽器屋さんに行くと
また違う楽器が欲しくなったりする。流石に買わないけど。


そんなもったいない気分に浸りつつ、僕はウクレレを弾いている。
そのうちバンジョーを買おうと無駄に画策していたりもする。
しかしもったいないので画策しているだけでもある。
うわ、もう少し話をふくらまそうとしたのだが、画策しただけで
眠くなって来たのである。取り敢えず12弦の弦をそろそろ
取り替えてやらなければならないなとうすぼんやりと想いつつ
とっとと寝るのである。このままではもったいないのである。


遺憾、とりとめがなくなったのである。寝ます。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。
いけませんなあ・・・