路地裏にて

最強クラスだと云う
寒波が押し寄せて、
日本海側の土地は
大雪が降り続いて
いるらしい。


昨年に引き続き雪を
見に日帰り鉄道旅に
出たいなどと、結構けしからぬ事を考えている僕ではあるが、例えば
吹雪の中にある福井市の現在の映像など見てしまうと、僕の考えが
如何にも積雪のまずない大阪市内に住む、雪国の苦労を知らない奴の
浅はかなモノだと思い知らされてしまう。


しかし昔からそんな土地をそんな時期に旅してみたいとの欲求は
ずっと持っていた。不謹慎な書き方かもしれないが、雪で覆われた
土地の風景は様々な余計なものが隠され、白一色となる。見慣れた
その土地の方々にとってはうんざりする風景だろうが、よそ者の目
には鮮やかに映るのだ。・・・うーむ、やはり不謹慎か。すみません。


「北陸のちいさな町、雪の夜。僕はその町に宿泊し、何処かの居酒屋で
独りぼんやりと呑んでいる。知らない町の、外は雪の中」これまた
うーむ、だな。出来杉君なシチュエーションだ。単純なものでして、
何となくそういう雰囲気にあこがれているのですね、恐らく僕は。


昨年2月は福井県の今庄の町を日帰りで訪れた(記録的な積雪だった)。
まもなくあれから丸一年経つのか。今年も(泊まりは無理かもしれないが)
そんな旅に出られないものだろうか。妄想ばかり膨らませている。
不謹慎か、やはり。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。