JR京都駅にて

第7回認知症ケア専門士
認定試験は本日二次試験
が行なわれた。


僕は昼からその試験を
受けて来た。


自宅出発は10時過ぎ。
大阪市内から阪急京都線を利用した。特急河原町行きの列車に乗ったが、
凄まじい大混雑で驚いた。車内放送によると「行楽期」だからだそうな。
桂駅で嵐山線に乗り換える為だろう、大分客が減った。今日あたりの
嵐山はさぞや紅葉が美しい事であろう。天気は思った程良くないが、
先日の寒さは一転、暖かい日だ。


会場の国立京都国際会館には正午過ぎに到着。



置いてあったチラシによると、食事の他に宿泊も出来るとか。
スタンダードツインの部屋でお一人様6,720円より。意外に安い。
関西での試験会場は此処しかない為、受験者の中には小型の旅行
ケースを引っ張りながら歩いている方も多く見られた。京都市
中心部辺りで宿を取ったのかもしれない。でも上記の様な価格設定
ならば、此処で宿泊した受験者もいたのかもしれない。


などとどうでも良い事を考えながら試験会場へ。待合いがあり、
コーヒー等飲料や、おにぎりが販売されていた。沢山の受験生が
席に腰掛け、ぼんやりしたりテキストに目を通したりしている。
待合い席は大体埋まっていたので、僕は窓際に立ってぼんやりと
していた。


試験内容について触れてみよう。「最大6名を1グループとした集団面接」
である。当日提示されたテーマに則した、受験者各自の1分間スピーチと
グループディスカッションを面接官が審査するとの事だ。


やがてグループごとに呼び出しが掛かり、受験者達は控え室に誘導される。
その控え室内にてテーマが告知される。今回のテーマは「地域の住民に
認知症認知症ケアについて理解してもらう為にはどのような働きかけが
必要か」という感じのもの(正確にゃあどうだったっけか。忘れた。でも
大体そんな内容でした)1分間スピーチでは現在関わっている独居の
利用者さんに起こっている諸問題について話してみた。


僕の他には施設の介護職員の方が多かったかな。グループディスカッション
の時間は15分にも満たず、あっと云う間に終わってしまった。もっと
話したい事があったのだが、15分程度じゃ足りなすぎる。正直不完全
燃焼だった。皆さんも話し足りなさそうだった。


認知症を患う方々と接する事は今後ますます多くなって行くだろう。
その時どのように接すれば良いのか、全く知識の無い周辺の方々に
どのように専門職として啓蒙(ちょっと偉そうな書き方だけれども、
結果的にそうなって行かなくてはならないと思う。それだけの知識を
蓄える必要と義務がある筈だ)して行けるのか、これは極めて大きな
課題として認識しておくべきだろう。この資格取得に関しては
「所詮就職やら昇給やらに役立たないもの」との考えを持っては
いるが、しかし個人的には当初思っていたよりも良き学びの機会に
なったと感じている。


合格発表は年明け1月27日だそうだ。

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さーて終わった、もーいいや、とっとと帰ろ帰ろ(おい!!)



帰路は京都駅まで出てJRを利用した。京都駅を訪れたのは8年ぶりだ。
実は寄り道して三条にも寄ったのだが、その事に関しては後日記す。




駅構内にはクリスマスツリーが飾られ、オーケストラの演奏も
行なわれていたようだ。


大阪へと向かう列車も行きの阪急線同様大混雑。



17時には帰宅。折角京都に行ったのだからと昨夜の日記に書いた通り
生八ツ橋なんざお土産に買って帰る。ほとんど物見遊山状態である。
お土産コーナーでは大安や西利の漬物試食に興じたりしちまったり。
何しに行ったんだかまったく。


寝ますか。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。