自由と不自由

色づいて来た

11月は穏やかに進む
ように思っていた。


それ程大きな動きは
なかった筈だったし、
動きがあってもそれは
どうにか対応して行ける
類のものであった。


今月も何とか遣り過ごせ
そうかなあと思っていた。


が、しかし唐突にとある事態に巻き込まれる事となってしまった。
この件に関しては様々な相談機関を通してどうにか解決の糸口が
探れそうである。僕はやれるだけの事をした。後は流れに任せるしか
ないだろう。

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最近思うのだが、だんだんと書きたいと思った事が書けなくなりつつある
ような気がしている。かつてならば当時の仕事のホームグラウンドであった
ドヤ街での事や、その他関わった特殊な事例(今現在からすると然程
「特殊」でもなかったかもしれないが、当時はそう思っていた)の事も
結構好き勝手に書いてしまっていたように思うが、今、ケアマネとして
関わる様々な事例については、あまり書くべきではないとの判断に
至っている(それ以前が書き過ぎてしまっていた。極力個人情報には
配慮していたつもりだが、今後の事を考えての判断でもある)


例え匿名での記述であったとしても、だ。連載の年月がやや長く
なりつつある所為なのかどうかは知らないが、自分でも意外な
キーワードでこの日記がネット検索に引っ掛かっている事に
ある時気付いたりもした。これはいかんなあと思ったりした。


今回関わった事例に関しては過去に経験した事例を上回る特殊性を
帯びている。仕事柄経過記録をこまめに記載しておく義務が
あるが、それは現在担当している利用者さんに関しての事であり、
実際担当するにすら至っていない案件に関してその詳細までをも
詳細記述の対象にしなければならないとは思ってもみなかった。
仮に法的手段を用いなければならなくなった場合、僕の記した書面が
いち証拠として用いられる可能性があるようだ。慎重かつ冷静に
行動したい。

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と、まあ書けないと書きつつこうして幾許か書いてしまっている。
そして、こうしてごく断片だけでも書けてしまっている。
それはきっとどうにかなって行くだろうとの精神的なゆとりがまだ
あるからだろう。本当に大変な状況ならば書く気にはなれない筈だ。
それは、それでいいのだ。ただ、少し酔っ払いつつこう思っただけだ。


「何時か、此処に書くと云う事をやめる日が来てしまうのだろうか」と。
いや、来るだろう。好き勝手に書き始めたのだから、好き勝手にやめる
日だって来るだろう。書きたくなくなってしまったらやめればいいのだ。
ある程度の制約はあるが、それを踏まえた上で好き勝手にやって来た。
それはネットの匿名性を利用したものであり、それ故にもたらされている
自由に惹かれての事であった。しかし、昨今、疑問を感じる事が多くなった。


書く、と云う事は一体どういう事なのだろうか。僕のような素人でも
こうして駄文を公開し続けられる機会を得たのは書く事が単純に好き
だった僕としては嬉しい出来事であったのだが、今はどうしてこんなに
不自由を感じてしまうのだろう。それでも僕は書き続けるのだろうか。


でも一方で、結構長い年月になりつつあるこの日記の編集画面に向かう事を
ある日ぱたりとやめてしまう事を想像すると、何とも寂しい気分にも
なる。続けるもやめるもこれまた自由なのであるならば、今現在の
「揺らぎ」を記し続けるのもいいじゃないかとも感じている。


・・・うーむ、とりとめがなくなって来たぞ。何書いてんだ俺は。
よそ様からすれば「アホらしい、好きにすれば?」だものね。
少し呑み直してとっとと寝ます。その方が良さそうだ。今日は
色々とあり過ぎた。明日はお休みなのだし、一旦リセットしよう。
ああそうすっぺ。色々とあり過ぎて、足りないアタマでついつい
考え過ぎてしまったのかな。いかんね。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。