搬送されるアフリカツイン

5週間ぶりに雨の
降らない土曜日が
やって来た。


勢い込んで・・・
もとい、日頃の
お疲れから少々
だらしなく出発
したものの、
久し振りの日帰りツーリングであるからしてそれなりに期待を込めて
出掛けたのであった。天候もすっきりとは行かないまでも、こちらも
またそれなりなのであった。寒くないのでこれまたそれなりにいい感じ。


途中までは順調に実施されたツーリングは、しかし帰路に思わぬ
トラブルに見舞われて予定が大幅に狂ってしまった。そのトラブルは
僕のバイク人生に於いて意外にも初めて見舞われた類のものであり、
だからこそ少々予防策にヌケが生じてしまっていた他愛なくも深刻な
ものであった。


そのトラブルとは、後輪タイヤの「パンク」也


高野龍神スカイラインと云う、何の施設も無い深い山中でそれに気付き、
空気の抜け具合が少しずつであったが故にだましだまし恐る恐るの走行にて
高野町まで走り、そこで遂に稼動不能に陥り、どうしたものかと思案した
挙句、特殊車両を下界の町から呼び寄せて搬送して貰う事となってしまった。
しかしそれは加入していた任意保険のロードサービスとして扱われており、
実費ならば数万円に及んだがなんと無料で済んでしまい、下界のバイク屋
さんでもうまい具合に修理して貰う事が叶って、こうして無事に帰宅する
事が出来たのであった。


対応すべき装備を持っていなかった僕の大いなるミスを反省しつつ、しかし
一方で様々な要因からこれはもう幸運に恵まれていたとしか思えない
この有り難き状況に僕は深い感謝の念を禁じ得ないのである。大袈裟かも
しれないが、まるで何かに護られていたのではないかとすら思った位である。


キャンプ旅など泊まりの旅の場合にはリアバッグに常にタイヤレバーと
ゴム糊とパッチ等といった修理道具を積んでいるのであるが日帰り旅の
場合、まあ大丈夫だろうとタカを括り、何らの装備も持たず仕舞いで
あった事を深く反省せねばなるまい。バイクに乗り始めた初期の頃は
例え日帰りであってもパンク修理道具一式を持って行った時期が
あったっけ。いや、そこまでは大袈裟かもしれないが、せめて緊急処置用の
キット位は持っておくべきだろうな。


取り敢えず22時過ぎには無事帰宅出来ました。一時は焦りも感じたけれど、
こうして無事帰宅出来ればこっちのものです。こうして日記のネタにすら
出来ちまいます。ああよかったよかった。


番外編ブログにてこの顛末を明日(あ、もう今日か)にでも書いて
みますかね。はぁ、もうすぐ2時だ。早く寝なきゃ。


取り敢えず終わります。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。