鳥のように

鳥のように

少し体調を崩して
いたらしい。此処
何日か何となく
気持ちがついて
こなかったのはその
所為なのだろうか。


朝晩と日中の気温差は
大きく、着るものにも
困る。体調を崩して
いる方は多いのかも
しれない。


少し体調を崩した位で気分まで崩れてしまう弱い僕である。
逆に云えば、身体について心配が無い事がどれだけ有り難い事
なのか、だ。心と身体は直結している。僕の心は何時の日にか
この身体を捨てて何処かへと消えてしまうのだろうが、今現在は
離れ難きものとして今に在る。

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唐突だが、僕は最近ふと思いついて腹式呼吸法に取り組んでいる
(取り組んでいる、だって。いやいや、そんな大袈裟なもんじゃ
ないのですが)。吸う事も大切だが肝心なのはどうやら吐く事の
ほうらしい。呼気に嫌な気(気分と書くべきか)を集中させ排出
させるイメージだ。臍の下、丹田と呼ばれる場所に意識を集中させる
事も忘れてはならない・・・らしい。


15分程意識的な呼吸を試みると、何だか身体が温かくなって来た
ような気がした。血がアタマの隅々にまで行き渡ったような感じ。
肩こりがひどいのだけれど、不思議な事にすうっと消えた。もっと
続けると、可能であるのなら終日意識的な呼吸を続けるときっと
良いのかもしれない。あくまで我流だが。


ふと、紀淡海峡の風に乗って飛ぶ鳶の姿が頭に浮かんだ。
僕は鳥にはなれないが、海峡の空をゆく存在が鳥瞰する様を
イメージする事が瞬間的ながら出来たのだった。一種の瞑想状態
なのだろうか。悪くない。


可能であれば継続的に行ってみたい。理屈はよく解らないが、
効果がありそうに感じている。こういう事を継続してみたいと
思う程、僕は調子を崩し気味だったのかもしれない。様々な面で。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。