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台風一過の青空が
すこーんと広がった
大阪市内。
風は爽やかで少し
ひんやりとする位だ。
もう窓を開けっ放しでは
眠れないかな。これからの
季節、うたた寝したら
風邪ひくぞ。疲れていても要注意。とっとと寝ちまう事だね。
こんなに爽やかな秋晴れだけれども本日は出掛けずにのんびりと
しておりました。無理して淡路島あたりにキャンプツーリングにでも
行こうかと考えてもいたのだけれども、疲れを取るのが先決。
ああ、若さがないねえ。昔の僕なら無理してでも・・・って嘘です。
僕の腰の重さは昔からの事。出掛けるまでが大変だ。今に始まった
こっちゃないのですねこれが。も少しフットワークが軽けりゃなあ
(仕事上ではさっさと動けているつもりなのに、どうもプライベートは
駄目ですな。何時もぐずぐずしている)
その癖一度飛び出すと鉄砲玉状態だったりして。
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アフリカツインのごく簡単な整備とワックス掛け(ジェベル時代は
ワックスなんて一切掛けた事なかったな)など行う。近くの草むら
から飛び出してきたのか、ちいさなバッタがフロントフェンダーに
くっついていた。つまんで草むらに還してやろうと思ったらどこかに
潜り込んで見失ってしまった。まあ地面に落ちたのかもしれない。
そのまま整備を終え、僕はちょっとした買い物の為にATを始動させ
出掛けたのであった。爽やかな秋の風、ああツーリング日和。
こんな事なら無理してでもキャンプに出掛ければ良かったかなあと
ちと後悔。あくまでも、ちとね。
スクーターよろしく重量級のATを買い物の足に使えるようになった事を
嬉しく思いつつ、僕は買い物を終えて自宅へと戻っていた。運河を渡る
橋の上をハイスピードで走っていたら、突然スピードメーターの上に・・・
あ、バッタ。おまえ、何処に隠れてたんだ! バッタはATにひっしと
しがみついていた。自宅から出先、そして自宅へと25km程走ったぞ。
バッタはずっと付いて来ていたのだった。バッタが意識するしないに
関わらず、こいつはその生涯でまず有り得ない程の距離を旅したの
だなあ。僕はその旅に無理矢理こいつをいざなったって訳か。
バッタを今度こそつまんで、草むらに還してやった。もうバイクに
なんかくっつくんじゃないぞ。じゃあな。
おお、無駄に書いてしまった。本日ゆっくり休めたお陰で疲れも少しは
取れたかな? 明日も良い天気になりそうだ。明日こそは出掛けます。
朝6時半出発予定ね。今度こそ寝坊するなよ!今度こそ「あの島」へ渡るぞ。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。