もしかしたら

見上げれば僕がいる

また少しずつだけれども
忙しくなりつつある。


これは実に有り難い。
目が廻る程忙しい
ケアマネさんは
あちゃらこちゃらに
おられるが、僕は
まだまだ半端者。


慣れないように。
当たり前になってしまわないように。何時でも慎重に、何処かで大胆に。
そうありたいと願うのだけれども、根がいい加減でその癖臆病者なので
どうにもならない。


もう少し賢かったら、若しくは更に莫迦であったならと思う。
もう少し計算も出来ただろうか。若しくは計算を踏み倒しただろうか。
そのいずれかの方がよっぽど楽だ。もしかしたら。


もしかしたら、もっと違う人生の選択肢もあったのかもしれないが、
もしかしたら、もっと貴方とどうにかなれたのかもしれないが、
もしかしたら、もっと・・・・ええっと、何だっけ。


忘れちまえ。ああいやだいやだ、この記憶って奴は。


でも僕は貴方と、アンタと、君と、お前様の事を、決して忘れたくない。
貴方は去ったし、アンタとは喧嘩別れしたし、君は死んだし、お前様は
今何処で何をしているのかさっぱりわからない。ただ、生きていてくれ。


憶えておいた方がいいかしら? この記憶って奴は。


もしかしたら、僕が今生きていられるのも単なる偶然か。
何時潰されてもおかしくなかった。偶然に感謝を。死んで
しまった君の分まで、やれる所までやってみるよ。


酔いました。お酒が随分弱くなったらしく、ちょっとでもうだめ。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。