最果ての町

町の果て

町の果て、一般人は
およそ脚を運ぶ事も
ない特殊な場所。


ホームレスの人々が
建てた小屋が並んでいた。
一時に比すれば減ったかも
しれない。撤去された
ものもあるようだ。


移動中、まるで取れていなかった休憩も兼ねて此処へ来た。
休憩で来るような場所では決してないのだが、僕には
お似合いか(どーゆー意味じゃ)。


町の果てには運河がある。かつて被差別部落と呼ばれた場所や
此処のようなホームレスの居場所がある。運河を挟めばまた町が
あるが、此処は果て。最果てに来たような気にさせられる場所だ。
何もない。人もいない。


真夏の光がぎらぎら。国の果てには行けないけれど、町の果てには
やって来た。それなりの最果て感溢れるおかしな場所に。
運河を眺めながらブラックの缶コーヒーで一息。


午前中に開催されたケアカンファレンス、午後からの定期訪問、
ご新規さんのプラン作成。担当者数はジワリとしか増えないけれど、
お仕事はジワリと忙しくなりつつある。有り難い事だ。少しずつ
ややこしいケースも出始めたけれど、こうなりゃ望む所だ。
何だってやってやるさ。


いかん、そろそろ戻らなきゃ。サボってるんじゃないんだからね。
これはあくまでも休憩なんだからね!! と言い訳がましく。
真夏の光がぎらぎら。最果ての町で。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。