加算を言い訳に

雨の通天閣

七夕がすっきりと
晴れ渡る日であった
試しがない。


本日もジメジメと
梅雨真っ盛り。


本日は朝から、入院
されたとある利用者
さんのもとへと、
とある病院を訪れた。


見舞いが目的だが、医療連携加算取得もまた一応の目的である。
医療連携加算とは、医療と介護の連携の強化・推進を図る観点から、
利用者さんが入院する際、医療機関に対して、利用者さんに関する必要な
情報提供を行う際の評価を行うものとして介護保険の居宅介護支援費の
加算項目として設定されているものだったりする。


利用者さんが入院してから7日以内に、利用者さんに関する必要な情報を
医療機関へ提供した場合に、原則当該情報を提供した月に算定することが
出来ると云うものである。


利用者さんに関する必要な情報ってえのは「利用者さんの心身の状況、
生活環境及びサービスの利用状況」だそうでして。
一応それを書き込む用紙があったので、記入して持って行きました。
病院の地域医療連携室の担当者と名刺交換後、あれこれと打ち合わせ。
退院後のケアプランの内容も変更した方が良さそうだ。さてどうするかね。


幸い利用者さんの容態は回復に向かいつつあった。ご家族も見えられ、
よかったですねえと暫し談笑。本当にこのまま良くなって、早く退院して
欲しい。


「加算が取れるので病院に行って来ます」 こんなもん言い訳です。
見舞いに行きたかった。行けて良かった。折角関わらせて頂いた方
なのだ。叶うならば最後まで関わらせて頂きたい。その為に僕はいる。
そう思いたい。


命は儚いもの。その儚さの片隅に少し寄り添うのが僕らケアマネの
仕事ではあるまいか。なーんてね。何解ったような事書いてやがる。
何にも解っちゃいない癖にね。でも、関わらせて頂くケースひとつ
ひとつが、貴重な学びとなる。それだけは確かだ。感謝を・・・


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。