高湿度の街


今週も始まりました。


自転車で30分は掛かる
場所にお住まいの
利用者さん宅への
定期訪問を実施する。


遠いけど、普段の街を
離れて違う街へ行くのは
僕にとってはちょっとした気分転換になっている。


この方は軽度の認知症を患っておられ、一時は中核症状とBPSDの
走りのような(?)症状が出始めていたが、アリセプト服薬により
現在の所落ち着かれている。この先どうなるかは解らない。ただ、
僕は偶然のご縁から関わらせて頂く事になった担当ケアマネである
からして、出来る限り長く関わり、この方の行く末を見届けたいと
思っている。支援の方法は試行錯誤もあったが、テキストや問題集では
得られない、本当の学びの場を僕に与えて下さっている。


グループホームや特養等と違い、訪問介護の現場では重度の認知症患者に
関わる事はあまりないように思う(いや、実情は色々ですが)。僕はサ責
時代、どちらかと云えばお年寄りよりも身体・知的・精神障害者の方々と
関わる事が多かった(特に精神障害者の方々と関わる事が多かったように
思う)。それはそれで結構な困難事例にもぶち当たり、様々な勉強をさせて
貰ったりもしたが、僕自身としてはあまり認知症に関する実践的知識が
得られない事に不満を憶えていたりもした。


今回の認知症ケア専門士の試験勉強を行う中で、付け焼刃ではあったが
バリデーションの手法を実践し、効果の程を僅かではあったが実感したり、
かつて関わりながらも未熟な知識故に対応に失敗した事例等を思い出して
ああすればこうすればと再考察してみたり、それなりに役に立っては
いるようないないようなどうだかこうだか。はてな


正直な所、問題集を解いても問題を解く為の知識が何だかアタマにあまり
入って来ません。困ってます。試験に合格する事よりも、実践的な知識が
欲しいのに、なかなかそれが得られていないような気がしないでもない。
でも折角何ヶ月も掛けてここまで来たのだから、次の日曜日の試験では
まあそれなりな手ごたえを得たいと思っていたりします。


こんな戯言を書いているヒマがあったらテキスト読めよなまったくよう。
でも少し疲れているのでとっとと寝ます。7月2日の1日で一気に総まくり
しますかねぇ・・・・


明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。