路地で


今週も始まりました。


大型連休前に片付けて
おきたい幾つかの
仕事があり、そんなに
忙しくはないが
それでも気付けば
あっと云う間。
夜になっていた。

___________________


「いつもみたいに20時半に帰宅すると、22時には寝た方がいいだろうか」


僕はこの連休に四国に渡ると決めていた。自分ひとり遊んで来て
果たして良いのだろうか、と思いながらも、暫く前から襲われていた
閉塞感を払拭したいとの思いは最早募る一方であった。


僕は港の近くに住んでいる。以前は地元のフェリーターミナルから
四国行きの船が出航していたのであるが、何時の間にか廃止になった。
今僕の町から船で四国に渡る事は出来ず、和歌山港まで行かねばならない。
南海フェリー」に乗ろうと思っている。陸路も悪くはないが、僕は
船旅が好きなのだ。安く行けるしね。


時刻表を見ると、結構沢山出航している。午前5時台、8時台、10時台と
あるが、出来れば5時台の船に乗りたい。それに乗れたら徳島着は
朝7時半頃であり、長大な剣山スーパー林道を走破して高知県
下りて行ってもまだ時間に余裕がある。

___________________


高知の海は輝いているだろうか。また、あの海を見られるのだろうか。
僕は南国の光を見られるのだろうか。その光は、僕を迎え入れて
くれるのであろうか。  光は何処にあるのだろうか。
閉塞を打ち破る光は。 ごく短い訪問にしかならないが、お遍路の
如く、光を探してみたい。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。