■

先週は少し疲れてしまっていたので、取り敢えずこの土日はあまり
出掛けず、のんびりしていた。隣区である大正区のユニクロに行って
ジーンズを2本購入し、隣のマクドでコーヒーを飲んで、地元に戻り
ショッピングセンターの書店に寄って、立ち読みして帰宅した。
それ位だろうか。お陰でそれなりに疲れが取れたと思う。

大方の人々がそうであるように、今日がお休みの人はお休みなの
だからそれなりにのんびりとしているのではなかろうか。
働いている人は今日もまた働いており、それもまたそれで何時もの
日々を過ごしているのであろうか。そう、特に何も起こらなかった
人々には。平和に今日と云う日が過ぎて行くのである。

_____________________

まだ数週間しか経っていないが、何となく忘れそうになっている。
しかしかの地ではまだ余震が続き、我がPCにインストールしている
P2P地震情報はさかんに地震の発生をチャイムにて知らせている。
他所の土地に住む我々が忘れようがどうしようが、現実はそこにある。

宮城県在住のレイド氏から送られた石巻市の写真を、ご本人の許可を
得た上でここに載せる。

一番上の写真は、よく見ると奥の方に船が見える。強烈な津波に
流されて来たものであるらしい。車も建物も、いとも容易く
押し流され、破壊されてしまった。

死傷者数は2万人を遥かに超えた・・と数字だけ聞いても実の所
ピンとは来ない方々も多いのではないだろうか。でも少し考えて
みればすぐに解るだろう。当たり前の話だが、それは2万通り以上の
生き方が大きく狂ってしまった事に繋がっていると云う事なのだ。

現地に行く事は出来ないが何かしたいと思う人々は沢山いる。
取り敢えず、各人が出来る事を地道に続けて行くしかない。
先はかなり長くなるだろうが、少しずつでも長く続けて行こう。

と、綺麗事しか書けない僕がいる。正直な所はそうだ。でも、そこからしか
始められないだろう。各々の生活があり、各々やらなければならない事や
やりたい事があるだろう。それらをスポイルする必要はないとは思う。
でも、少しずつでも絶え間ない支援を、是非これからも。
むしろ、「これから」に掛かっている。月並みではあるが、そう思う。