後の世に

朝の釜ヶ崎

本日は少し忙しかった。


取り敢えず新規契約1件、
要介護認定が出た方1件、
新規の支援依頼の方1件。


その前に早朝に体調
不良を訴えた内容の
留守電を入れていた
方がいるので、出社と
同時に取り敢えず訪問。
(普段まずそんな電話をされない方なので驚いた。まあ
色々あって、結果的にはどうにかなったが)


こういう忙しい気持ちに以前は毎日襲われており、まあそれは
それで大変ながらもそれなりに充実した日々を過ごしたりもして
いたものだったが、久々に味わうとそれはそれでいいなあと。
もう毎日はこりごりだが。しかしこの先、またそんな日々が来ない
とも限らない。


こりごりだが、それはそれでいいなあとも考えている。
少しずつながら件数を増やしている今が、もしかしたら後に
思い返すと今は最も平和で良い時代になるのかもしれない。
今は、少しずつではあるが坂を上っているような気がしている。
忙殺とも閑古鳥とも一応の距離を置いている今が。


どこまで行けるのだろうか。 当日記「風景と情景」も、
訪問介護員編からサ責編を経て、介護支援専門員編に
入ってしまったが、その先って一体どうなるのだろう。


2012年には介護保険法の改正(改悪にならなきゃいいが)も
控えており、業界はこれからますます混迷を極めるであろう。
団塊世代が完全に「高齢者」の域に達する2015年も、もう
すぐそこまで迫っている。それまでの「介護」の在り様も
根底から変わって行く可能性は多大にある。


学び続けなければ、あっと云う間について行けなくなる。
現状の理不尽に異を唱え、境地を開拓する為には、先ずは
知る事。矛盾に理論でもって立ち向かう事。


まあ、それが出来るかどうかすらも解らんが。でもいずれ
面と向かって関わる事になる問題だと思う。もう既にその
前哨戦は始まっているのだ。


後の世に、我が行いに恥を憶えぬような今を過ごさねば。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。