居宅ひとすじ

寒風吹きすさぶ

寒い!!!


クリスマス寒波とやらだ
ろうか、今日は終日風が
吹きすさんでいた。


鼻をズルズルとやりつつ
自転車を漕いでいた。
1月分のサービス提供票を
幾つかの事業所に交付
する。


ま、僕の分は少ししかないが。


とある通所介護事業所へ。何度かお目に掛かっている若い
女性スタッフが応対して下さった。いいですなあ明るく美しく
朗らかで。デイサービスは若いスタッフが多いみたいだから
楽しそうだ(実際はそれなりにあれこれ大変みたいだが)。
僕の名前もすっかり覚えて下さり、にこにこ笑顔でお出迎え。
こんな素敵な方が同僚だったら結構楽しいかもしれないなあ・・・
(だかーら実際はそれなりにあれこれ以下略)

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思えば僕はこの業界に入って居宅しか経験していない。
施設も、通所系もてんで解らない。


最初に入社したのは車椅子の修理・販売会社で、その業務の傍ら
障害者自立支援法施行以前のホームヘルプサービスに従事して
いたのである。ヘルパーとしてのスタートはご老人ではなく
障害者の方々(大阪府では「障害」ではなく「障がい」なんて
表記を近年採用しているが、言葉尻で誤魔化しているような
気がしないでもない)。ガイドヘルプも何度となく経験している。


しかし経営上の問題からホームヘルプサービスを休止する
事となり、取り敢えず介護福祉士なる資格とやらだけは
取得しておこうかと適当に考えていた僕は実務経験を
積む為に退職し、これまた何とも取り敢えず、訪問介護
事業所の登録ヘルパーとして大層不安定な立場に身を置く
事になったのだった。まあ、これはあくまで腰掛けのつもり
だったのだけどもね。


だが、幸か不幸か仕事はどんどん舞い込んで来る。僕も僕で
来た仕事は一切断らず、どんどん引き受けてしまったもの
だから、あっと云う間に抜けるに抜けられなくなり、数年が
過ぎてしまった。まあどうせこんなご時世、他の食い扶持への
期待も出来ない情勢ではあったが。仕事が頂ければそれで
いいやってなものだ。実にいい加減である。


やがて介護福祉士となり、ヘルパーからサービス提供責任者に
抜擢されて、今から思うとあの給料でよくやってたよなあと
思ってしまう無駄に忙しい日々を迎えたのだった。そんな
日々を、つい半年前まで続けていた。


しかし一貫して居宅の仕事は好きだった。利用者さんのお宅で
その都度その都度臨機応変に対応出来るスキルが要る訳だし、
大変な事も沢山ありはしたが。


介護職としては経験たった6年ちょいの未熟者。しかし
一応最短距離でケアマネになれた。なっただけで未熟者さ
加減は何ら変わりはないのであるが。


一応、これからも居宅ひとすじ、で。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。