曇天


新規で要介護認定を
受けたいと云う方が
現われ、初回訪問を
行った。


この方はまだ65歳以下
なので基本的には
介護保険のサービスを
受けられないのであるが、
脳血管障害や初老期における認知症などなど16種類の「特定疾病」の
とあるひとつを罹患している為、所謂「第2号被保険者」に該当している
ので、要介護認定を受ける事が出来るのである。まだお若いのに病気で
そうなってしまった。独居で身寄りも無い。ヘルパーの援助はこれから
確かに要り用だと思われる。要介護認定が下りれば、早速僕はケアプランを
作成し、この方の支援に当たりたいと思っている。


生活援助が中心になるかなあ・・・この方独居だし、まずは生活のリズムを
整える所から始めなきゃならんかなあ・・・


その生活援助がもしかしたら出来なくなる?? なんてニュース、
最近業界では話題になっておりますな。次の介護保険制度の改正で、
軽度の要介護、要支援者に対する生活援助(掃除や洗濯、買い物代行や
調理等)が出来なくなる?


お手伝いさん感覚で生活援助を利用している人もいる。そんな例が
あるのも確かだ。自分で出来るのに、ヘルパーさんにやらせている。
そんな例がある事を思えば、軽度者への支援打ち切りの意見が出るのも
何となく解らいではない。しかし一方で、支援の手があり、たとえ週に
一度でもヘルパーが訪問する事で、かろうじて生活のリズムを保って
いる方々も案外多いのではなかろうか。少なくとも僕が働いている
地区は、そんな方々で溢れている。まあ、ある意味異常なのだけれども。


現在は介護保険から全額給付されており、自己負担は無いケアプラン
作成料に関しても、利用者の一割負担をすべきだとの声が厚労省から
挙がってもいる。


利用者に負担ばかりを強いる状況はますます強くなるのであろうか。
厚労省としては、もう介護保険のサービスをとことん削り、使わせない
ようにしたいのかもしれない。大事なのは制度の存続。利用者が
どうなろうが制度さえ存続出来ればそれで由・・・か?


大阪介護支援専門員協会が主催する緊急集会がこの28日の日曜日に
開催されるとの報がケアプランセンターに届いた。法改正に関する
情報を得たいので、僕も参加してみる事にした。介護支援専門員協会
なんて、所詮は各種研修等で無駄な儲けを得ているだけの協会で
ある様な気もしないではない。会員以外にはロクな情報発信もして
いない様な印象もある。そんな協会が緊急で集会を開くと云うのである。
期待はあまり出来ないかもしれないが、最新情報を得る為にもこの際
行ってみたい。

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まあ、それは8日後の話。明日の僕は、またもや「ちいさな旅」に出る
つもりです。行き先は播州方面。赤穂から、もう少し足を延ばして
岡山まで行けたら面白いかなあ。天気は良くなりそうだし、暖かい
一日みたいだし、小春日和の瀬戸内海を見に行くのもいいだろうな。
例によって思いつきだからどうなるかさっぱり解らないけれどもね。


早起きして、早めに出よう。仕事の事は忘れる一日にしよう。
仕事をこれからも続ける為に。


とっとと寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。