消えた民生委員

「ちいさな旅」に未掲載の
写真である。7月の加太にて
撮影したもの。

手前に見えるは沖ノ島
だろうか。そしてその
向こうには先日訪れた
ばかりの淡路島。

いや、だから何なのだって
話ですな。

いやいや、本日も写真が撮れなかったもので、ついつい旅の写真を
載せちまったぜ。仕事の話書くつもりだったんだけれども。
気が抜けてますなあ。でも日中はそれなりに気を張っておるのだからして、
帰宅後くらい気を抜いてもええかいのう。

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でも、仕事の話を少しだけ。　居宅ケアマネの営業の一環として、
民生委員にお会いしてみるってものがある。独居の高齢者等のお宅を
訪れる機会もあるであろう民生委員。　介護に関する相談に応じたりする
機会もそれなりに多いだろう。そんな彼ら彼女らに対し、更なる相談先と
しての我々をアピールするのである。正直これも効果の程は怪しい所だが、
しかし何もしないよりはいいのであるからして、やってみようと思うのである。

いや、もう既にやってみた事もあるのだが、如何せんどなたが民生委員で
あるのかがもうひとつよく解らない。役所で尋ねてみたが、結構な人数で
あり、その全てを教えられるものでもないそうな。　リストみたいなものは
ないのかと更に尋ねてみたが、一般に配布する形では、そんなものは
ないらしい。ネットでも解らないし（個人情報保護の観点からか？　
でも民生委員はある程度公的な立場の方々だしなぁ・・・）。

しかし本日、ひょんな事からリスト（？）を目にする事が出来た。
何の事はない。小学校の外周の柵に、地区を担当する民生委員・
児童委員の名前と住所が看板として貼り出されていたりしたのである。
小学校などには用が無い為今まで気付かなかったのだ。

早速その看板を携帯カメラに撮影し、地図を見ながら住所を訪ねてみた。
それなりに好意的に迎えて下さったのだが、中には訪問するとイキナリ
廃屋（！？！？）になっていたり、そもそも住所地と思しき場所が
駐車場になっているような状態だったりする（僕の調べ間違いかなぁ）
所もあったりと、思いの外お会い出来なかったのだった。

地域に暮らす独居高齢者問題や児童への虐待問題等、その職務内容の
多用さ大変さにも関わらず無給である。なり手はどんどん少なくなっている。
上記した個人情報保護法が民生委員の活動の足枷となっている事も
影響としてあるようだ。この法の為に、今一歩「踏み込めない」のだ。

個人情報を保護する為の法律が、場合によっては個々人の生活の中に
潜む闇を覆い隠してしまい、遂には密閉し、行き着く所はミイラ化
白骨化の死体やら心身共に傷だらけにされた挙句に惨殺された子供達
だったりするって事に繋がっている・・・？　　おかしな話だぜ。

御免、ちょいと話ずれたね。要するに僕は新たな利用者さん獲得の為に
情報を得たいと思っただけなのですね。でも、これまたちょいと
考えさせられちまいました。

さて、折角手に入れた各地域の民生委員の所在地リスト（？）を
それなりに有効活用すべく明日も営業廻りに出るつもりなのだが、
台風が近づいているらしい。勘弁してくれよなまったく。

無いアタマであれこれ考える。考えるごとに、アタマの無さを
いちいち思い知らされる。　悔しい。もっと学ばなくてはね。

でもまあ、どうにかやって行きます。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。