ほんの一端でしかない

川はささやかに

今月5日からスタートした
ケアマネ見習いとしての
新生活。


連日書いている通りの
情けない有り様では
あるが、地味に活動を
続けていたりする。


そして、7月も漸く終わりを
迎えようとしている。

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今日は生活保護の支給日。先輩ケアマネさんの発案で、区役所界隈の通りに
出て営業活動を行ってみた。道行く数多いお年寄りに、チラシを配り
宣伝するのである。生保受給者の多い、この地区ならではだな、こりゃ。


お金が入った嬉しさからか、思っていたよりも気分良く話を聴いてくれる。
介護関連の話から脱線して、旧い洋画やら文学やらの話を、普段
話し相手がいないからなのかここぞとばかりにまくしたてるじいさん等
いたりもしたが。 まあ、お元気なのだろう。


そう云う方には「ご近所さんやお知り合いで、介護のご相談をして
みたいって方がおられたら、どうぞご一報を・・・」 となる。
まあ、保護費を受け取りに自ら徒歩で来ているのである。そんなに
今すぐ要介護状態になるような方もいまいに。 


しかし、おひとりヒットした。どうにか歩いては来たものの、もうふらふら。
病気をいくつも抱えており、家事援助が受けられるのならば、お願いしたいと。
要介護認定はまだ受けておられない。


午後から先輩と共にお宅を訪問。成る程部屋の中はとっ散らかっており、
きちんとした生活を送るには、それなりの支援が要りそうな感じである。


早速介護保険証を預かり、申請書類一式を揃える。申請の代行をするのだ。
書類は役所の介護保険課に提出する。それらは受理され、この後には
認定調査やら主治医に意見書を書いて貰ったりして、介護認定審査会が
行われる。その結果、要介護又は要支援の認定が下りれば、その方は
介護保険の各種サービスを利用する事が出来るようになるのである。


先輩ケアマネさんの見立てだと、要支援が関の山かなあ、と。僕も同感。
しかし、実際どうなるかは解らない。うまく認定が下りれば、この方に
僕が作成するプランに基づいたサービスを提供出来るのだ。


単に引き継ぎ引き継ぎで来たならば、こんな全くのご新規さんを相手にする
事もあまり無いのかもしれないからして、結構良い勉強になりました。
様々な書類を相手にするケアマネのお仕事。また、その一端を知りました。
そう、ほんの一端、ね。まだまだ道は遥かに遠い。ひたすら学ぶ日々なのだ。

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明日はお休み。先週の加太に続いて、また何処かにツーリングに出掛ける
つもりです。三重県の、旧東海道沿いの町、関に行く予定だけれども、
まだまともに予定立ててません。まあ、アバウトで行こけ。そして
安全運転で。


明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。