ひとまず

彼方

一日中あたふたしていた。


朝っぱらから、とある
ヘルパーさんが突然の
体調不良で倒れてしまい
(これは昼以降に判明した
事であり、それまでは
音信不通だったりした)、
その対応に追われた。


他のサ責はそれぞれのサービスに既に就いており、現場に出る事が
減っている、僕が対応せざるを得ない状況となったのであった。
僕は昼から出てしまったが、その後は他のサ責がどうにかして
くれていた。助かります・・・


ちょっと仕事に行き詰まりを感じ、悩みを抱えているヘルパーさんが
おり、その相談にも乗っていたりした。正直悩みの相談は僕の方が
したい位なのではあるが。でも、これもまたサ責の仕事のひとつ。
ヘルパーさんを、孤独にさせない事。現場では利用者さんとの
一対一。誰の助けもすぐには得られない。自力で切り抜けなくては
ならない。  でも、抱え込まないで、相談を。愚痴をこぼして
くれてもいい。 こちらもしんどいけど、それを聞くのもまた仕事。


夕刻以降は、終了の遅いサービス(22時まである)に、新たに入って
くれそうなヘルパーさんに同行して貰う。現在既に入っている方も一緒なので
割に気楽だが、その方に全てを押し付けて「あと、よろしくたのんます」が
どうしても出来なかった。諸事情があり、僕が顔を出しておいた方が
潤滑に進むと判断したからだ。 僕は、もう大丈夫との見極めを付けた
時点まで同行する。流石に最後まではちとしんどかったのでして・・・


書いてしまえば簡単だが、実行すると結構しんどい上記あれこれ。
面倒は、起こる時には一気に起こる。何故か連鎖する。
それらをひとつひとつ解決して行く。 しんどかった。でも、
まがりなりにも解決出来たのだ。いや、解決の前に「ひとまず」が
付く状態ではあるのだが。


明日は休みます。どうにか休めそうです。何処か彼方に出掛けるべく
ジェベルは準備万端としていたのだけれども、多分出掛けません。
取り敢えず寝ます。ひとまず寝ます。少し疲れちまいました。


明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。