雨空


朝の気象予報では
15時頃から雨だと
聞いていたが、
けしからぬ事に
朝から降っていた。


傘を差して駅へと歩く。


どうも人身事故か何かが起こったらしく、一部の路線のダイヤが狂って
いるらしい。僕の乗っている路線は大丈夫だったが、影響を受けた方も
いたらしい。受講時間には間に合ったようではあるが。


何コースもある今年度の研修中、交通機関の影響を受けた方が
何人かいたそうだ。例の先日の火山噴火の影響で、ヨーロッパで足止めを
喰らった方との事。何とまあ間の悪い。あと、交通事故に遭って研修に
出られなくなった方もいたとか。何とまあ運の悪い。


研修は今回を含めてあと2回。間も、運も、悪くなりませんように。うむ。

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さて、今回の研修のヤマ場であった実務課題提出を4月に済ませて以来、少し
気が抜けてしまったきらいがあった。いや過去形ではなく、最近の僕は何度も
書いている通り、何となく気が抜けている。


今回の研修内容は、介護予防支援サービスの基礎技術について。


介護予防支援とは、要介護認定よりも軽い「要支援」の認定を受けた方や、
「要介護」や「要支援」の状態に陥る可能性が高いと評価・判定された
(特定高齢者と云う)高齢者を対象としたケアマネジメントである・・・


あぁ、試験勉強中に習ったよなあ、地域支援事業とか。結構細かく
学んだつもりだったが、流石に忘れ始めてた。


介護予防については一般的な介護支援事業所に勤務するケアマネさんは、
あんまり縁が無い。それらはそのほとんどが各市町村に存在する
地域包括支援センターの職員(保健士や主任ケアマネや社会福祉士等)が
担当する仕事だからだ。


しかし、介護予防のうち「要支援」と認定された方に提供される
「予防給付」の中の介護予防支援については、一部民間に委託され
たりもするから、全く無縁でもない。一応学んでおいた方が良いだろう。


介護支援とはやや違う趣を持った内容だ。近年の介護保険の理念として
「自立支援」が求められているが、要介護者への介護給付以上に、その
考え方が強く求められているようだ。


テキストの事例を元に介護予防サービスの支援計画書(要介護者向けの
居宅サービス計画書の、予防版か)作成の実習を行うが、何となく気が
抜けていた僕は班の皆さんにほとんどお任せ状態でして。ああ情けなや。


でもね、思うのだけれども、これってここまで時間を割いて行わにゃあ
ならぬ実習だったのかなあ。もっとケアマネさんの本当の、正に実務に
即した講義内容をやって欲しいと思うのだよね。高いお金払ってんだし。


まあ、結局は実務に就いてからが勝負なのだね。前々から何となく
解ってはいたが、本当にそうなのだと改めて思い直した次第です。


介護の現場に立つにしても同じだった。ヘルパーの資格を取っても
すぐに使える人なんてあまりいない。皆場数をどんどんと踏んで
どうにかこうにか対応して行くのだ。特に訪問介護の現場は兎に角
臨機応変に立ち廻れる人が買われる。僕もそうなりたくこの6年弱の
月日を一気に費やして来たが、まだまだまるで駄目だわさ・・・・


何はともあれ、介護支援専門員としての実務に就ける日まで、もう
2ヶ月を切っている。いやいや、それは資格上の事であり、実際は
まだ道も決まっていないのが現状ではあるが。

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しかし気が抜けた様な研修を終えてしまい、少し後悔いていたりする。
同じ班の他の皆さんはまだまだ頑張っているのに。僕は大して
発言すらしていなかった。興味の無い分野だと途端にそうなってしまう。


御免、実務が大切云々なんて、言い訳も甚だしかったね。やっぱり気が
抜けてしまっていたみたい。此処何日か、少しお休みを貰い過ぎちまったかな?
今週木曜日も代休取る予定になってるし。またも気が抜けてしまいそうだ。
こんな状態では何処かでもって、け躓くぞ。


雨は夕刻まで降り続いた。ジメジメとした気候は、もう梅雨を想わせた。


次回の研修は梅雨入り間近であろう6月4日。その日をもって
介護支援専門員実務研修は、全ての課程を修了する事となる。
あと、たったの1回のみなのだ。


こうして僕が気を抜いてしまっている間にも、時は流れ、日々は過ぎ、
僕に課せられた業務は少しばかりの滞りをみせつつもどうにか進んでいる。
残された日々、何を成すべきか。今一度熟考せねばならないのではないか。
でも、一度抜けてしまったものを、無くしてしまったものを、如何にして
取り戻し、元の地点まで戻し、且つ配置するのか。 今後の課題である。


・・・おいおい、単にやる気が無くなっただけだろが、小難しく書きやがって。


でも、もうひと頑張りだね。やる気が無くなろうがどうなろうが、
日々の暮らしは追いかける様にやって来るのであるし、そして嫌でも
過ぎて行くのだから、せめて少しだけでも悔いを残さぬよう、ありたい。


無くなったやる気。でも、そのうちまた湧いて出る。生きて行く為には
無くてはならないものなのだから。またいずれ、気合いを入れて働ける
日も来るだろう。そうなれる様、道を探したい。


うわ、何だかまた無駄にうだうだと書いちゃった。例によってとりとめも無し。


日々の業務はやって来る。今日休んだ分、仕事は恐らく溜まっている。
またどうにか進ませなければね。


明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。