ライヴハウスに行きました

環状線弁天町駅にて

約7年振りに
ライヴハウスなる
場所に(いや、そこは
ライヴバー・・・かな?)
脚を運んだ。


7年振りに、とある
シンガー・ソングライター
お会いした。


世界中に出向き、歌を
歌っておられる方だ。


7年前、当時のイラク戦争への反戦イベント(と、云っても別段思想めいて
いないし、押しつけがましいものでもない、ただ、出演者は平和への
想いをそれぞれに込めて歌を歌った)が東京で行われた。このイベントに僕は
その方から呼んで頂き、歌を歌ったのだった。もう、あれから7年にも
なってしまうのか。7年で僕の生活も随分変わったなぁ・・・


名古屋を拠点とされているが、久々に大阪にやって来るとの
ご連絡を受け、僕は出向いた。場所は十三にある「CLUB WATER


DaisukeFukui officialpage


色んな意味で、スケールの大きな方だなあと思う。僕なんかやたら
せこせこしているから、憧れてしまう。力強く暖かい歌唱は、7年前と
まるで変わっていない。懐かしい。一気にあの頃にタイムスリップした
気分だ。でも、この方は常に歌い続けて来た。懐かしいもへったくれもない。
歌い続けて来たのだ。そして今も。
マチュアとは云え、辞めてしまった僕とは天地の差がある。


7年振りにお会いして、最初の言葉が、「あれ、友部さんかと思ったよ」には
苦笑した。云われてみれば、僕は若い頃の友部正人さんに何となく似ていなくも
ない。のかもしれない。解らん。でも7年前より大分髪も伸ばしたし、体型も
同じような感じかもしれないし、でも解らん。でも少し嬉しかった。


今回は名古屋と大阪のうた歌い達数組の対バンであり、つい先日同じ
メンバーで名古屋にて開催したとの事らしい。面白いなあ。個性的な
面々で愉しく聴かせて頂いた。


名古屋からはもうひとり。「てらしま」さん。
60年代モノのギブソンJ-50を抱え、オープンチューニングも含めた
流麗なテクニックと、優しい人柄を感じさせる素朴な歌声で大いに愉しませて
頂いた。CDも買わせて頂きました。ほんっと凄い方がいるものだまったく・・・


他に知り合いがひとりもいないので、少々居心地が悪かったし、もともと僕は
仕事以外では(まあ、喋らないと始まらない仕事だからな)口数が少ない方
なので、押し黙ってひたすら歌を聴いていたけれども、出演されたすべての
方々の音楽に、そして今回僕を7年振りにライヴハウスに呼んで下さった方の
力強い歌声に、心底感激していたのは此処だけの秘密だったりしちまったり。
うむ。


別れ際「j-45君、またカムバックを。あんまり深く考え過ぎずに・・・」と云う
意味のお言葉を頂いた。「次にお会いするのは、また7年後ですかねえ(笑)」と
冗談にもならぬ戯言を僕は吐きつつ、しかしこの言葉を嬉しく受け取った。


ただ観てるだけでいいのかい? 歌うって素晴らしい事なんだぜ。
誰かに何かを伝えられるんだぞ? いいのかい、このまま観てるだけで・・・
そんな事は思われていないかもしれないが、僕はそう云われてしまったかの
様な気が・・・しないでもなかった。はぁぁぁ・・・・・


ギターをとって弦をはれ


僕にそんな日はまた来るかしらん? あれから7年。流石に人前に出るのは
怖い気もしますがねぇ。


まあそれは兎も角、善き夜を過ごさせて頂きました。多謝!!!


明日からまた西成の街でどうにか頑張ろうと思います。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。