複雑な気分

天下茶屋界隈にて

年末年始のシフトは
まだまだ調整が
必要だった。
この期に及んで。


残業である。


年明け早々にやって来る
請求処理関連事務の為の
仕事も、今からどうにか
しておかなかればならない。正月休みで時間が取れなくなってしまうのは、
やはり大きい。


明日中にある程度片付けられなければ、30日も出社せねばならないだろう。
最後まで予断を許さない状況なのであるな。年明けもまた怖いぜ。
乗り切れるかなぁ・・・否、断固乗り切るのだ(大袈裟だぞ)。

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商店街に流れる音楽は、ジングルベルから「♪もういくつ寝ると・・・」に
変わり、スーパーも正月用品が並んでいる。年末特有の気忙しさも一段と
加速している。意味も無く慌ただしい。でも、僕はこの慌ただしさが結構
好きだったりする。もう今年も終わってしまうのだというこの切羽詰まり感が
もう何とも云えない。


利用者さんにも「じゃあ、よいお年を」との声掛けをし出している。
「また来年も宜しく頼むよ」と返され、僕は来年の何時頃まで
こうして現場で働き続けられるのだろうか、そもそもこの事業所に
居られるのであろうか、などとふと考えてしまうのであった。


僕がケアマネの資格を得ても、うちの事業所、もうケアマネさんいるしね。
今度こそ、この街ともおさらばなのかなぁ・・・これがこの街で過ごす
最後の年末年始になってしまうのかなぁ・・・


何だか、複雑な気分。今まで当たり前だったこの生活も、もしかしたら
一変してしまうのかもしれないな。


まあ、結局とどのつまりはだね、なるようにしかならぬのだぞよ。
取り敢えず無事に年を越そうぜ。その為の仕事に、ぬかり無き様、な。
下手に考えても仕方ないさ。目の前の事を、ひとつひとつ、だな。


寝ますか。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。