悪くない気分

街角の紅葉

今朝のニュース番組で
京都だったか奈良
だったかの紅葉中継が
あったのを、出勤前の
横目で観ていた。


今が見頃なのか。
行ってみたいなぁ。
でも例によって
行けないこんな日々。


下町の片隅、路地裏で、こうしてちいさな紅葉を愛でるのが関の山。
しかし案外、悪くない気分。

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NHKの「SONGS」井上陽水特集第3週を観ております。
全4週。前回はオープニングを録画失敗してしまい残念だったけど、
実は一応第1週から録画しちまってます。


1曲目は僕が大好きでよくコピーした「帰れない二人」


亡き忌野清志郎との共作。この曲をギターでまがりなりにも弾けるように
なったのは何時の事だったか。最近全然弾いてないから恐らく指があんまり
廻らないような気がするんだけどね。


陽水さんは今回もギルドのギター抱えてるね。「最後のニュース」では12弦を
弾いている(あ、これはギルドではないようだ)。いい音だ。亡き人々に
うたを捧げている。筑紫さん亡くなってもう1年経ったんだっけ。


ギルドええなあ。ネックが細いからアルペジオ弾きにくそうな気がするけど、
実機を弾いた事ないから解らない。でもギルド欲しいなあと前々から思ってた。
昔よく楽器屋さん巡りしてた頃は、中古でそんなに高くなくてよさげなものを
どうしようかなどうしようかなと悩んだ挙句諦めた事があったんだっけかな。
あ、でもポール・サイモンが弾いていたから、アルペジオも弾きやすいかも
しれないぞ。確か機種によるのだったかな。あ〜・・・そういえば・・・


と、どうでもいいような事を考えている間に番組終わっちまった。
陽水さんの声は「寄る年波に」と云う気もしなくなったでもないが、しかし
一方で「よくこれだけ保っていられるなあ」と奇跡的なものすら感じさせる
艶やかなものだった。それに色っぽさはむしろ増していると思う。


きれいきたない関係無く、声だけで人を魅了させ、納得させる歌手って
いいね。歌の上手い人は何処にでもいるが、引っ掛かって来る人は
滅多にいないのだね。でもまだ引っ掛かって来るひとが少ないながらも
いるのだから、悪くない気分。


悪くない気分のまま、寝ちまいます。
明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。