関門橋


今週も始まりました。


諸問題を抱えつつも
どうにかスムーズな
週明けでして、仕事は
それなりに捗って
おるのです。



この調子で、その諸問題とやらも解決出来れば良いのだけれども、
なかなかそうすんなりとは行かなさそうな気配でして。やだねえ。
でも明日は代休取ったので、今夜は少しお気楽です。

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で、お気楽に任せて久々に、昔撮った写真をスキャンしてみたりして。
新しく複合機を買ったのできれいにスキャン出来るかなと思ったけれども、
モトの写真が良くないので結局こんなもんです。ふるーい一眼レフで
撮ったのだけれども、僕の腕の悪さとカメラの調子の悪さが相まって
もわーんとした絵になっちまってますね。


関門橋です。2000年の秋だったと思うけれども、正確なデータを全く
残していないので詳細は書けません。僕自身の記憶が頼り。


確か週末に愛車ジェベルで下関まで一気走りを敢行した際のもの
だったと思う。夜中に大阪を出発して、高速は使わず往復全て下道のみ。
距離は・・・はてさてどの位だったかなあ。確か片道600kmはあったの
ではないかしら? はてさて。まあ、兎に角良く走ったって記憶だけは
あるんですねこれが。


山陽側をひたすらだから、恐らくR2を何も考えずにずんずんと進んで
いたのではないだろうか。僕は旅に出ると、しかもこうした少しだけ
変わった旅に出ると、大概メモなり日記なりに詳細を記述していたの
だけれども、この時の一気走りはその手の記録が全く残っていないのだ。
あるのは数枚の写真のみ。


2000年。その僅か前年まで北海道をうろうろ旅したりして、情けない
プータロー生活を送っていた僕は、一応社会復帰(?)していた。 
仕事はしていてもきっと面白くなかったのだろう。いや待てよ、逆に
ヘンに気が張っていたかもしれなかったぞ。どうだったかな、もう忘れ
ちゃったな。まあ何にせよ何処かで気分転換したかった事だけは確かだ。


残す事はしない。極力何も考えず、からっぽになりたかったのだろう。
真夜中の国道を、ひたすら西へ。曖昧模糊とした、なかなか目標を
立てにくい日々の中、オートバイを駆り、下関まで走るというこの
単純明快過ぎる目標が如何に新鮮で、且つ刺激的なものかは、経験者に
しか理解できないだろう(こんなアホな事、経験なんざしたくない方が
大半であろうが。ははは・・・)。


一気走りは、かつてはよくやった。大阪から津、潮岬を廻って紀伊半島
一周するルートは何度かやったし、日本海に抜けてみたりなんてのも。
果ては宮城〜大阪間約1040kmとか、大阪〜青森間約1200kmとか。


排気量の小さなオフロードバイクだと結構キツイものがあるが、それでも
勢いでやっていた。宮城〜大阪間では、東京以西で台風に突っ込んで行き、
文字通り吹き飛ばされそうになったりもしたっけか。静岡の由比辺りで
土砂降りの中走りつつ狂喜していたのを覚えている。最早ナチュラル・ハイ
状態だったっけか。極限まで行くと、そうなっちゃうみたいだ。


その時ほどでは無かったが、上記下関行きの際も結構ハイだったと思う。
何もかも忘れ、ただただ走る。闇の中、暁の中、日差しの中、何処までも。


但し、やがて睡魔と云う猛烈な反動(?)が襲いかかる。下関行きの帰路、
僕は居眠り運転で、とある山間部で事故をおこしかけている。カーブを
曲がり切れず、路側帯に突っ込みかけた。「たまたま」そこの部分の
ガードレールが途切れており、脇道に逸れるルートになっていたから
助かったが、その「たまたま」が無ければ間違いなく激突死していた。
ハイにはなれるのかもしれないが、基本的にあんまりお勧め出来ない
旅の仕方だったりする。今想い出してもぞっとしますよ。ああそうだ、
その一件だけはリアルに記憶しているな、やはり。暫くその場から
動けなかったもん。全身震えが止まらなくってさ。

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体力もあんまり無く、日々の雑務その他に追われ気力もうーんと
削がれているこの昨今。もう一気走りなんてするつもりは無い。
したくない。するべきでは無い。


いや待てよ、もしも今僕のバイクが旧くなってしまい、もう無理を
させたくないジェベルではなく、新しい、それももっとパワーがあって
楽に乗れそうなバイクだったとしたらもしかして・・・・もしかして? 


いやいや、考えるのよそう。ロクな事になりゃしねえ。ああそれに
そもそもそんなもん買える余裕無いですな。


明日の休みは昨日ネットで注文しておいたバッテリーの代金を振り込みに
ちょいと出掛けてきたりすっかな? でも雨らしい。つめたい雨に
なるそうな。折角ジェベルを復活させても、もう冬なんだよなぁ・・・・


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。