破砕・夕日


取り壊しが始まった
市営住宅


夕日の中、重機が唸る。


築、最低40年は経過して
いたであろうこの建築物は、
今、無に還ろうとしている。


その頃のこの場所は、どんな感じだったのであろうか。
地区の外れの外れ、とことんまで追いやられた様なこの場所は。
改良されたと銘打って、あてがわれた住宅達。内風呂の無い住宅達。
一目みて、あの地区にあるのだなと解る、まるでステレオタイプ
住宅達。刻印の様な住宅達。


昭和の特殊な事情を背負っていた遺物を目に焼き付ける。これで、最後だ。

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さて、本日もほぼ終日外に出ておりました。どうしても休憩時間が
取れない。効率の悪い働き方ばかりしているからなのであろうな。


帰宅後、先日行った「どんたく模試」の見直しを。
全45問中34問の正解であったが、やはり下らない間違いが
6問はあった。こういう間違え方をせぬ様、残りの時間で
どうにか対応したい。


もう少しでも時間が欲しいなあと思ったりもするが、そういう時に
限って余計な仕事が増えてしまったりもしたりして。
遅い時間のサービスに入っている、とあるヘルパーさんが、
休ませて欲しいと急に連絡して来た。それも金曜の夜。他に代われる
人も居ないからして、例によって僕が直接動かねばならない羽目に。
帰宅したら22時半廻るだろうなあこりゃ。まったく責任感無いよなあ。
せめて1週間前には連絡くれよな。色々事情はあるんだろうけどさ。


はぁ・・・・人の尻拭い的な事ばかり。所詮サ責は便利屋家業。
試験直前に無駄に働かせんなってんだまったくよう。


でもまあ試験前日の土曜日はもう意地でも動かないつもりであるので、
その1日でどうにか追い込みたい。僕はまだまだ恵まれている。例えば
特養などに勤務している方々だと、場合によっては夜勤明けのその脚で
試験会場に向かう、なんて例も結構多いみたいだし。


そうだな、仕上げとなる最後の1日が僕にはある。まあ、どうにかするさ。


明日もいい日にしてみせますよ。「試験まで、あと4日」