ひと雨ごとに、春なのか。

或る高見から

雨だ。今日も気が重い。
しかし、ひと雨ごとに
春が近づいている。


間もなく、本格的な春だ。


毎年毎年思う。春になったら
何か新しい事でも初めて
みようか、と。


しかし結局は現状に
流されてばかり。


でも、今年はまた目標に向かって歩き出す春なのだ。
ささやかなものながら、希望を叶える為、頑張っている。
いや、正確に書くと、頑張り過ぎるのはしんどいので
無駄に頑張らなくともよい様に、手を尽くしている、か。

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とある利用者さんの元を、1年半振りに訪問する。僕がその方の担当サ責に
つい最近なったからだ。以前はヘルパーとしてサービスに入っていたのだが、
スケジュールの都合から離れてしまっていた方だった。
要介護認定区分が下がってしまったので、サービスを幾らか減らさねば
ならない。その件についてのご理解ご了承を、改めて得る。
僕は別段悪くはないのだけれども、何故か「すみませんねぇ・・・」。


「俺は税金を無駄遣いしているのだから、仕方が無いさ」との返答。


歳をとる事は、悪なのか。 


退室し、雨空の下西成の街を行く。とある建物にふらりと入り、この1枚。
雨空を仰ぐ。ひと雨ごとに、春。 少しだけ、気が遠くなった。

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明日は早朝に家を出る。他県へのガイドヘルプに就くのだ。
午前中は雨が残るだろうが、昼以降に期待したい。
善き、気分転換とならん事を。安全第一怪我せぬ様に。


準備の為、もう寝てしまいます。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね・・・