遅かれ早かれ

或る高みから

午前8時、或る高みから。
靄に覆われた生駒の
山々を遠望。


カチンと冷えた朝だ。
早めに出掛けるのは
ちとしんどいけれども、
水曜日の朝だけは
もう何ヶ月もこの
パターンだから流石に
慣れた。


どんどん変わって行かなければと思う反面、同じ日々の繰り返しが
妙に愛おしくなる時も、まあたまにはあったりして。だってそれは
何時の日か破綻(書き方が重かったかな)するのだから。望むと
望まざるに関わらず、何時かは変わってしまうのだから。


僕の体調は回復しつつあるが、ご高齢の方と相対する訳だからして、
本日もマスクを着用する。うつさぬ様、うつされぬ様。


何時もの繰り返し。しかしご高齢の方は、終わりへと少しずつ向かう、
何時もの繰り返し。


この方も関わって長くなるが、随分弱られたなあと思った、カチンと
冷えた真冬の朝。僕が関わっている間、まだまだご存命なるのであろうか。


いずれにせよ、人は何時か、死ぬ。その間際に至るプロセスに関わるのも
僕の仕事の一部としてあったのだ。すっかり忘れそうになっていたかも。
事務仕事なんて慣れない事にウェイトが傾きつつあったからかも。


いずれにせよ、遅かれ早かれ、人は死ぬ。


ならば好き勝手に生きるも由、だからこそ慎重に生きるも、また由。
僕はどっちつかずだが。どっちに行きたい? まだ生きたい?

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明日はお休みが頂けました。週休2日をあまりこなしていなかったのを
忘れてた。正月5連休に成人の日。十分過ぎる程休ませて貰ったのに、
また明日も休むのか。気が抜ける。抜ける時は抜けば良いのであろうが、
何せ未だ慣れないものだからして、その抜き加減がよく判らない。
貧乏症(?)なだけなのかもしれないが。


今、此処まで生きてて良かったと僕自身が思えるかどうか自信は無いが、
今、此処まで生きてて良かったとその方に思って貰える様な仕事は
どうにかして・・・ああ、それは思い上がりも甚だしいか・・・


でも、何処までやればいいのだろうか。何処まで叶うのであろうか。


寝ます。一応何時もの様に。明日もいい日にしてみせますよ。