ひとり

きょうの釜ヶ埼

きょうの釜ヶ埼。
17時半頃。


焚き火を囲み、
街頭テレビを
観る人々。


厳しい季節は
これからが本番。


今の時代、この釜ヶ埼のおっさん達と変わらぬ立場の若者達がいる。
今日も炊き出しに並ぶ若い労働者達の映像がニュースで流れる。
明日はかなり冷え込むらしい。厳しい季節は、何時まで続くのか。


そういう若者達、どうか介護福祉の世界に飛び込んで来て頂けない
ものであろうか。人手不足がほんっと深刻なんですよまったく。
とりあえず誰だって飛び込める職種です。俺だって飛び込めたんだもん。
こんな出来損ないの俺でもさ。いや、そこから先が何かと大変ではあるの
だけれどもね、でもきっと適応してくれる人、いっぱいいると思うんだ。
問題を抱えた他者と、必死に関わる事に充実を感じて下さる方は、いると
思うんだ。俺って、様々な感情を持った人間だったんだって、再確認
出来る瞬間がいっぱいあるんだよ、この業界には。だからどうか・・・


俺はですね、色々とあって、そもそも人との関わりにうんざりしてたような
男だったんです。だから今でも友達いないしね(おいおい寂しいぞ、いいのか
そんな人生で)。うるせえな括弧内の俺。まったく誰とも繋がっていない訳では
無いんだったら!


近しい方でさ、友達が何十人もいるんだって豪語する方がいるん
だけどさ、でもその実心底孤独そうなのよ。


本音の部分では自らの奥底は、結局誰にも解って貰えないジレンマを
抱えつつ、表面上私には友達が多いので、私は独りでは無く、寂しさなんて
一切合財知らないのだと振舞ってみせるのだね。


何だよ、とどのつまりは俺と同じじゃねえか。でもひとつだけ違う。
俺は寂しいからって、安易な関係には絶対に逃げない。
寂しい時は、そいつに正面から向かうんだ。落ち込もうがどうしようが。

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とまあ下らぬ(?)意地を張っていたらですな、うたた寝しちまった。
取り敢えず、もう寝ます。日付も変わって・・・


明日もいい日にしてみせますよ。その前に、取り敢えず寝る。
おやすみなさいませ・・・