j-45、殴られる。

きょうの夕日

おいおいいきなり
物騒なタイトルだぞ。
大袈裟だぞ。


いや、大した事ぁ
無いのでさぁな。


最近関わる事になった
とある利用者さんが
精神的に不安定になり、
僕に殴り掛かっただけなのだ。


いや、割と大した事かも? まあ特に怪我も無く、大して痛くも
無かったからいいんだけども。1発目はよけたんだけど、2発目が
ポカリだわ。この俺とした事が油断しちまったぜ。


でも、難しいねぇあれこれと・・・


その方は身体障害と軽度の知的障害を持っており、自分の言いたい事を
上手に表すのが極度に下手なのだ。不満があっても内に内に溜め込んで
しまい、その挙句にひょんな事で爆発し、という状態。今までも数度あった。
他のヘルパーさんも殴られた方がいたりして。後に謝罪は受けたらしいが。


僕がその方のサービス提供責任者となって、久々の訪問だった。
人員不足から他の事業所にサービスの一部を振り、今日の夜に
引き継ぎの為訪れたのだ。その、他の事業所のサ責とヘルパーさんが
来る前、うちのヘルパーさんが入っている間に面談。


その際既にご機嫌斜めだったようだ。まったくよう。
この方は某社会福祉法人が絡んでいる方なので、そちらの
担当者に報告はしたが、昨日をもって仕事納めの為、対応は
年明け以降に願いたい、との事。のんきなもんだぜ。まあいいけどさ。


社会的経験の極度に少ない障害者への対応策を、もっと考えてみないと
いけないのかもしれない。まだまだ勉強の日々は続くのだな。


引き継ぎの際、他事業所のサ責さんと立ち話を。何処の事業所の
サ責さんも大変なのだねぇ・・・・同じなのだ。自分だけが大変な
訳じゃあねえのさ。ちいとホッとしたよ。

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今、この文を書きながらテレビのチャンネル変えたら、NHKで偶然
沢田研二の最近の(?)ライヴ映像をやってた。声の張りとパワーに
驚いた。度肝を抜かれたと云ってもいいかも。すげぇなあ・・・
「時の過ぎゆくままに」って大好きな曲なんだよなあ。


頑張ってるんだよなあ、誰しも彼しも。


歳喰って尚、ステージで絶叫してるジュリーも、今夜会った他事業所の
歳喰ったサ責の方も、きっと頑張り具合の差こそあれ、皆変わらないと
思うんだ。皆、一所懸命生きている。今を頑張ってるんだなと思うよ。
こんな辛いだけの時代の中で。自信が持てない時代の中で。



僕は殴られたけど、ちいとホッとしたよ。


明日もいい日にしてみせますよ。ではまた。
いかんまた酔ってしまつた・・・・・