うたた寝万葉集

阿倍野区再開発地区にて

阿倍野区の再開発地区。
通りかかると、また
昭和の風景が消えていた。


柵で覆われた空き地には
つい数ヶ月前まで、
レトロな立ち呑み屋が
あった。


この写真から向かって
左側には、近鉄百貨店がある。


この写真から向かって右側へ数百メートル進むと、遊郭飛田新地がある。
挟まれたこの場所は、長らく守った今と昔が不思議に融合した奇妙な
風景との別れを迎えた。これからおそらく、美しく、しかし無機質な
再開発が施されるのであろう。街はどんどん変わっているのだ。

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とある障害者の利用者さんが、この角川ソフィア文庫の上下巻が
欲しいので、ガイヘル枠を使って梅田の紀伊国屋書店に行けないか、と
問い合わせて来た。行けねーっつーの!! 人いないんですがーな。
すんませんねえ・・・でも何だって梅田の紀伊国屋なんだよ。西成からじゃ
ちと遠くないか? 


大きな書店に問い合わせればいいだろう、自分が知っている大きな
書店と云えば、梅田の紀伊国屋書店だ、じゃあそこに電話してみよう。
で、問い合わせてみたら、あった。じゃあそこに連れて行って貰おう・・・
と云う成り行きだそうだ。まあ確かにソフィア文庫は大きな書店じゃあ
なきゃ置いてないからな。


でも、そこいらの書店で注文すりゃあいいじゃんか。たかが文庫本2冊の為に
ヒーコラ出掛けて行くのって無駄じゃないかい?つーか、天王寺の大きな
書店じゃ売ってないの? 「え、あるの?」 あるでしょ、多分。
「時間作って探して来ます。あったら買うから立て替えときます」


夕刻、事務処理&引継ぎの時間を少し割き、天王寺喜久屋書店へ。この
書店にはカフェが有り、そこを利用する方は書店の未清算書籍を3冊まで
持ち込んで読んでいいと云う特典があったりする。介護福祉士試験の
勉強をしていた昨年秋に、確か此処を利用したっけか。最早懐かしいねぇ。


ソフィア文庫の万葉集はすぐに見つかった。上下巻2冊を購入する。
明後日またその利用者さん宅を訪問するので、届けてあげよう。
本当はこういうサービスって、イレギュラーなんだけどねぇ。


文庫のページをぱらぱらと捲る。へぇ。万葉集って結構いいかも。
和歌だの俳句だのと云われても、まず真っ先に思い浮かぶお名前と
云えば、黛まどか(ややマニアックか)。何とも無知識な僕でさあな。
あ、この方は俳句か? もういいお歳だったと思うが、お綺麗な方
ですなあ。20代の頃、きものの女王か何かで、よく和服でテレビに
出てたのを何故か憶えておりますよ・・・ってやーいこのスケベ。


真っ先に黛まどかなものだからして、大伴家持やら柿本人麻呂なんて
名前しか知らんぞ。松尾芭蕉種田山頭火の句にしたってロクに知らんし。
あ、和歌と俳句の違いがごっちゃになっとりますぜ。

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と書いて間も無くうたた寝だ。眠い・・・疲れた。


とりあえず寝ときますがーな。


もう駄目だ。こりゃ眠い。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまた。タイトルも意味不明だ。