触れない日々

釜ヶ崎の夏祭り

きょうの釜ヶ崎
三角公園


15時半頃だったか。
第37回釜ヶ崎夏祭り。


「安心して働き
生活できる釜ヶ崎を」


だそうだ。


やぐらの向こうにあるステージでは、ヤマハの旧そうなギター
(僕が所有しているのと同じ、70年代のFG-130かもしれない)を
抱えた若者が、高田渡の「生活の柄」を歌っていた。お世辞にも
上手いとは云えなかったが、もともと上手く歌うべきではないであろう
楽曲なだけに、それなりに聴けた。何だかショボイ音響もそれはそれで
また由。うおんうおんと声が響く。


主催はNPO法人か何かだったと思う。韓国系のキリスト教団体かも。
いや、良くは知らないけど。


昨年も同じような事を書いた記憶があるのだけれど、どうだったかな?
そう、こんな場所の、こんな観客を前に歌えるなんて実に羨ましい。
若き日に東京山谷の玉姫公園のステージで歌った岡林信康みたいじゃあ
ないさ。あーええなあ。酔っ払いがステージに向かって何がしか
叫んでるぞ。面白れぇな。ライヴのMCって苦手だったけど、今の僕なら
愉しくやれそうな気もしないではない。どうかなぁ・・・


僕がTOPの写真を撮った場所のすぐ後ろには街頭テレビがある。
実は北島康介選手が2冠を制したと知ったのは、このテレビに映る
NHKのキャスターの話の内容だったりした。おめでとーー!!!

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湿った熱気が街を襲う。今日もスポーツドリンクばかりグビグビと
やっておりました。昼飯はまたも抜き。食う気しないし時間も無い。


はぁぁぁ・・・ギターの弦替えてやりたいわぁ。FG-130はもう
すっかり放置状態だし弦切れっ放しだし。J-45や12弦も・・・
「生活の柄」を歌っていた青年の下手さ具合が、妙に心地
良かった。何時になれば、僕はまた歌える機会に恵まれるのか。
まるで余裕が無い、こんな日々。目の前に置いてあるにも関わらず、
ギターにあんまり触れない日々。遺憾だ、ちと弾くか。


湿った熱気。アホらしい疲弊。久々に押さえるGのコード。
岡林信康の曲の中でも特に大好きな「26ばんめの秋」や
「手紙」を弾く。 歌いたいな、でも余裕無いな。


ギターに触れない日々が続いたからか、何だか以前よりも
更にヘタッピになったかも。握力も弱くなってしまったか?
もともと弱いから尚困る。


明日も湿った熱気が街を襲うのか。でも頑張ろう。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまた・・・