第20回介護福祉士国家試験

東大阪大学敬愛高等学校

第20回介護福祉士
国家試験のメイン会場
であるインテックス大阪
横目に、電車は大阪港を
潜る海底トンネルへ。


海底にあるコスモスクエア
駅にて、地下鉄中央線に
乗り換える。


午前8時過ぎ、既に駅は受験生達で溢れ返っている。


インテックス大阪会場には、今年は一体どれだけの受験生が
やって来るのであろうか。凄まじい混雑を横目に、空いている
電車に揺られる。朝日を受けた大阪港が光っている。

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今回のサブ会場は東大阪大学敬愛高等学校。女子高らしい。周辺には
受験生がゾロゾロと集まり始めていた。会場へのアクセスについては
大して調べていなかったが、どうせ駅周辺に行けば沢山人が居るだろうと
踏んでいたし、事実そうだった。人波に付いて行けばそれで良かった。


会場の受験教室案内を見ると、どうやら此処には2000人程が来て
いるようだ。しかしインテックスは恐らく(もしかしたら)1万人は
下らないと思うので大した事無い、と思う。皆、整然と教室に向かって
いる。持参の上履きに履き替えて受験票にある教室へ。50人程入れる。
普通の高校の一教室だ。暖房はそこそこ効いており、寒くない。
広大なインテックス会場だとこうはいかないかもしれないから、
このサブ会場で良かったと思った。


教室への入室時間は9時〜9時20分。9時半から開始時刻の10時までは
試験に関する説明が行われる。テキストを見直す時間はまるで無かった。
教室内じわじわと緊張感が高まる。深呼吸をしたり背筋を伸ばしたり。

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10時、午前試験開始。最初の1問目から躓く。近年の国家試験とは
やや違う傾向であるような気がする。これは今回の試験の各所に
見受けられた。しかし解き進む毎に、気分的には落ち着き始める。
肩の力を抜く。基本を押さえていれば解ける問題は、落としては
ならない。でも落とす時はどうしたって落としちまう。それは
もう諦めるしかない。さて今回は・・・割に調子良く解けた・・・
かな?


昼休み。この日記に、午前問題の感想でも書き込んでやろうかと
携帯から見ると、昨夜のうちに8DR氏がコメントをしてくれていた。
携帯電話の持ち込みは基本的に禁止だが、試験中電源を切っていれば
咎めは無いようだ。しかし仮に試験中に音を鳴らすような愚行あらば、
試験官にチェックされた挙句、場合によっては試験無効の憂き目にも。
持って来ないのが本来は得策でありまして。でも僕は写真撮りたくて
持って来ちまった。TOPの写真がそれ。久々にコンパクトデジカメでは
無く携帯カメラで(因みにこの写真は試験終了後に撮ったもの)。


13時半、午後試験開始。午後の試験問題は過去問のイメージから
割り合い解き易いと踏んでいたのであるが、思いの他迷う問題が
多かった。午前の問題が思っていたよりも解き易かったので、
バランスを取ったのかな?午後試験は往々にして時間が相当余る
らしいのであるが、僕個人で云えば、何と試験終了10分前にして
漸く全問解答という有様。選択肢結構迷う問題幾つか有りだった。
今年は介護福祉士国家試験も20回目。問題の傾向に変化を持たせた
のであろうか。はてさてよう解らん。



そして15時25分、すべては終わった。え、もう終わり・・・ってな感じ。
あっと言う間に、すべては終わった。

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帰りの電車内では、最早テキストに目を通すでも無く、何をするでも無く
なので、寝てました。電車の中で何もせず寝ていたなんて、本当に久々だ。
これまでならば、時間が惜しいとばかりにテキストや問題集に目を通して
いたのにね。それももうおしまい。


インテックス組は恐らく帰路も大変だったのだろうな。僕は、ノンビリ
寝ながら帰りました。サブ会場で良かったよ、ほんと。


17時。地元の駅で降り、脚を伸ばして本日執り行われる大阪府知事選挙の
投票所へ。雪がはらはらと舞い降りた。寒い。しかしまだ空は明るい。
日が、確実に伸びている。やがてまた春が来る。僕は春を、待つ。
誰の人生にも、それなりの春が何時かやって来てくれると信じつつ。

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帰宅後、ここの解答速報にて答え合わせ。最速の正に速報なので
信憑性やや薄しではあるが、早速。「けあサポ



結果は・・・・・うん、120問中の109点だった。どうやら合格は確定か?
しかしここのはあくまで速報。点数は今後かなりの変動必至かと思われる。
明晩以降、各関連サイトにて確認して行きたいと思う。
俺、受かったのかなぁ・・・早く本当の結果が知りたい。


誰の人生にも、それなりの春が何時か。そう思いたいのではあるが。
僕は今回、無事に春を迎えられるのかな?


すべては終わった。でも、明日からはまた何時もの毎日。西成での日々。
違いは、重いテキスト類を持たなくなる事。明日からは何を目指すか。
いやいや、少し肩の荷を降ろして一息つこうよ。何にも考えずにさ。


もう少ししたら寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまた。