みんな元気で

聖天下のネコ

約半年振りに、とある
利用者さん宅を訪問する。


精神的にかなり落ちて
おり、見当識など
認知力も下がって
いると聞いていたが、
今日は調子が良かった
ようだ。僕の事も
ちゃんと憶えてくれて
いた。元気でね。


半年かぁ・・・この半年で色んな事が一気に変わったなぁ。
次の半年後は、僕は一体全体どうなっておるのかいのう。
不安など無いと云えば嘘になる。しかし、そろそろ僕も
また変わるべき時なのかもしれなさそうな気がして来た。
だから、変わってしまうのならそれはそれで望む所だ。


帰路、聖天さんに少しだけ寄る。写真はその入り口にて。
ネコがいたので久々にネコを撮ろうとカメラを向けたの
だが、向けた瞬間に動き出した。んで、こんな中途半端。


天下茶屋の聖天さん」正圓寺はお寺だけど鳥居がある。
神社も一緒にあるからなのかもしれないが、良くは知らない。
同じ西成区でも、僕のホームグラウンド(?)釜ヶ崎
その界隈のごった返した町の雰囲気とはえらく違う
穏やかな風景がここにある。西成区阿倍野区の境でもある。


初詣に来ている人々を散見する。混雑とは無縁であり、
実に柔らかく穏やかな風景だ。小さな小さな聖天山の
上から西成の下町を見下ろす。誰かが鐘を突く。
腹に響く鐘の音が、心地良かった。いい年にしよう。


あ、ここで初詣しときゃ良かったかな。忘れた。
もう時間が無いや、帰ろうか。

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昼、事業所の休憩室にて昼食。いつもごはんだけ持って来て
いるが、今日はおせちの残り物があるので母に頼んで適当に
詰めて貰い、弁当とした。


持参して来た旧式小型液晶テレビ箱根駅伝なんぞ観つつ、
カズノコやらキンピラゴボウやら黒豆やらがおかずの弁当を食す。
今日も事業所には僕ひとり。 こんな正月もまた由、と。

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夜。帰宅すると、姉夫婦と甥っ子が来ていた。間も無く
帰る所で、支度をしていた。年に3,4度しか逢わない
お義兄さんに「しょうもない姉ですが今年もどうか
ひとつ・・・」 姉夫婦も決して裕福では無いけれども
結構しあわせそうだ。「家族」だ。ちょっとだけ羨ましかった。
甥っ子には、二十歳になるまでお年玉をあげると決めている。
みんな、今年も元気でね。


はぁぁぁぁ、正月2日からチカレタビーだわさ。早めに寝ます。
明日もいい日にしてみせますよ。


明日はもう少しだけ時間が出来ると思うので、天王寺界隈を
ちょいとぶらついてみようかな? またチカレそうだけど・・・