もっと削れよ我が人生

イルミネーション

今日は写真撮れず。
んで、先日撮った
イルミネーション。


晦日の西成は
例によって賑わう。
生活保護支給日の為。


お弁当を買おうと
スーパーのレジに
並ぶが、大量の食料を籠に入れた、生保であろうオッサン達が
ズラと並び、お陰でちょいと待たされる。350円のお弁当を
ひとつだけ買うのが、妙に恥ずかしい気がしたりして。この
スーパーは生保のお金で潤っているのだな。そのように認識して、
もう2年・・・すっかり西成の色に染まったこの僕さ。生保を受けて
いる連中についてこの日記で書いたのは、これで一体何度目なので
あらーうか。まあ、もう恒例なのだわな。


肉類が一切入っていない、魚と野菜の煮物だけのお弁当は、
しかし実に美味い。ショボイ仕事とは云え、一般的世間様並に
手前ェのカラダで稼いだお金で買ったお弁当だから、更に美味い。

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ここまで書いてうたた寝少々の23時。今日もチカレタビーだぜ。
昨夜から愉しみにしていた岡林信康のBSライヴがすっかり
始まっちまってるじゃあないか。おお!!「自由への長い旅」だ!!
録画予約しといてよかった。


嗚呼、歌ってくれました僕が大好きな「26ばんめの秋」。
どうやら今回のライヴは過去をしっかりと見据えた内容らしく、
過去の名曲をどんどん歌ってくれているようだ。岡林さんも歳だね、
述懐してらぁ・・・でも、ちょっと感激だ。まさか聴けるとは
思ってなかったよ。   おい、俺は一体幾つなんよ?


岡林さんは老けられたが、その歌声の美しさはまるで変わっていない。
手にしているのはテリーズ・テリーのアコギだね。そいつを掻き
鳴らし、力強く歌っている。かっちょええわぁ・・・
トークの軽妙さもまたええわぁ・・・


「流れ者」も歌ってる。声が綺麗過ぎる。やっぱ歌上手いなあ。


僕と同じような世代で岡林信康が好き、なんて人滅多にいなさそう。
以前ある音楽雑誌でサンボマスターの面々が岡林さんについて
熱く語っていたのを読んで、へぇ、奇特な人々だなあ・・・と
思った事があったけれども、それっくらいかなあ。


言葉と、その言葉を乗せる為の、伝える為のメロディーに
拘る事の大切さを知っているからこそ、無駄な音を削る。
削りに削っても、しかし不足が無い。これこそ、音楽だ。
大切な音楽だ。残したい音楽なのだ。残って欲しい音楽だ。


触発されちまいます。僕も歌ってみたい。もっとギター弾きたい。
でも、チカレタビーなので明日の準備して寝ちまおう。
余裕が有りませんね。


削る事が大事。僕等は、恩恵を受け過ぎている。
削れ、もっともっと。要らないものをもっともっと。


明日から師走。一気に駆け抜けた2007年もあとひと月。
明日もいい日にしてみせますよ。おやすみなさい。