ヤル気をどんどんと

1997年・林道日本一周

1997年6月16日。
林道日本一周の旅。


この、旅の写真を
載せるシリーズ、
何の脈略も無く
突然やってます。


その時の思いつきで
やってます。


だから時系列は当然無視しておりますあしからず。
いきなり旅のラストを載せるかもしれないし、初期のものを
引っ張ってくるかもしれない。何時終わらせるかも解らない。
ダラダラと続きそうだ。まあいいか何でも。


ええとなんだっけ、ああそう此処は埼玉県秩父市。市街地から少し
離れた荒川の河川敷。後方に写るのは「桜橋」という橋であると、
当時の日記には書いてある。日の長い夕方、発泡酒片手に野宿風景を
記念撮影。旅はまだ始まったばかり。しかしその中身は濃く、既に
随分長く旅をしているような気になっていた。


この前日は山梨県。富士山スカイラインを新五合まで上り、更に富士山を
一周。富士五湖界隈は日曜日の混雑にやられ、そして甲府盆地の暑さに
参りつつ昇仙峡から水ヶ森林道へ。林道脇で野宿している。


水ヶ森林道からは乙女高原へ。ツツジが美しかった覚えがある。
金峰牧場を通過し、川上牧丘林道へ。この林道の峠は「大弛
(おおだるみ)峠」何と標高2,360m。霧に覆われ、大層寒かった。
ここからは長野県となる。ダート区間やや荒れ目立ち、やや手強い。


走り切れば南佐久郡川上村。中津川林道へと至る。再び標高を上げ、
三国峠へと向かう。そこからは埼玉県秩父郡大滝村となるのであるが、
面白い事に、この中津川林道、長野側は舗装なのに、峠の県境を
境目にした埼玉側がスッパリとダートになっている。勿論僕としては
ダートの方が良い訳であるからして、印象は埼玉側の方が良い。
走りやすいフラットダートだったが、平日にも関わらず乗用車(!)が
入り込んで無茶な運転をしていたので、注意が必要だった。


県道210、R140で秩父郡荒川村を経由して、この日の目的地であった
秩父市へ。水ヶ森林道の野宿地から秩父市まではたったの150km位。
しかしそのうちダート区間は約46km。こう書いても解りにくいかも
しれないけれど、林道旅としては結構充実した内容だったのですぜ。


で、無事に野宿地を見つけ、この写真の状態へと。
15時半にはこの場所を見つけ、余裕の一日であったようだ。
日記によると、秩父鉄道駅すぐ近くのスーパーベルクにて買い物を
しており、豚肉細切れ(149g 160円)、ニラ一把(半額で39円)、
パック入り玉子焼き(100円)を。豚肉とニラの炒め物、そしてこの
玉子焼きが、この日の夕食だったようだ。米を炊き、発泡酒500mlと
350mlの2本が付く(細かいぞ25歳の俺・・・よくもまあ記録してたな)。
よく食い、よく呑んでいた。元気いっぱいやなぁ。今では考えられん。


秩父市は山間部に拓けた雰囲気の良い鄙びた町。
町並みを見下ろす羊山公園からの眺めは、何時までも見ていたい
気分にさせてくれる。こんな穏やかな雰囲気の町で暮らしてみたいな・・・


大都市部は出来るだけ避けたかったので、秩父市から東京都青梅市へ。
そこから首都圏の外側を行くR16へ。一気に都会を遣り過ごそうと
思っていたのだが、このR16、凄まじい産業道路で大渋滞に巻き込まれ、
結局はウンザリさせられたのでした。日記には酷い道で、二度と走りたく
ない、と書いてあるが、それよりも埼玉県川越市で何となく立ち寄った
ディスカウントショップ「ロヂャース」で、当時流行りの「たまごっち」の
バッタモンが売られていた、という記述に時代を感じ、少し感慨が・・・


これより、東北を目指して気分もどんどん高揚して行く。
ヤル気がどんどん沸いて来る。そんな頃だった。

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久々の林道日本一周ネタでしたか。懐かしい。でも、日記を
残しておいたお陰で、当時の事はリアルに思い出せる。
つくづく日記を付けておいて良かったと思う。


で、10年経った今現在もこうして無駄かと思いつつも、付ける。
折角休日なのに今日も早起きさん。午前中とお昼過ぎに時間を
分けて、今回初めて実際の介護福祉士国家試験の過去問を
通しで解いてみる。で、久々にカテゴリを・・・