僕と甥っ子と天王寺で

いつもの子

久々にネコ写真で
スタートですぜ。


いつもの路地の
いつもの子。


無事に炎暑を乗り切って、
少し落ち着いた夕に、
ノンビリと寝そべって。


今週も、どうにか無事に仕舞いです。

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天王寺のとあるクリニックへの通院介助。日中はまだまだ暑く
ヒーコラ言いながら、西成から車椅子を押す。こんなサービスも
間も無くスタートから丸2年。よくもまあ続いたもんさ。


あー、今日もいるいる受付のあの娘! 正面からぶっつかる視線と視線!
「あ、は〜い」と輝く笑顔!よーしそこだ一気に攻めろ!
・・・んな訳ねえでさぁな。こちとら仕事で来てんだ。
なかなかそれどころじゃありませんわいな。


いやいーや、そりゃ遺憾。ゴー・フォア・ブロックでいけいけ! 
機会あれば当たって砕けて参ります。因みに、僕はすぐに砕けます。
歳も歳なので、限界はすっかり超えておりますが。最早分不相応ですね。


はい、調子こくのはここだけにしときます、身の程は一応知っておりますよ。


2年も、僕はこの坂道を車椅子押して上り下りしてたのか。
「そうかい、j-45さんとも、もう2年の付き合いかい!?」
利用者さんは、当初はヘロヘロだったが、通院を続けて、
点滴を受け続けて、今では結構元気になった。糖尿病を
患っている為、定期的に行う血液検査では、HbA1c
(ヘモグロビンエーワンシー)の検査数値への留意が欠かせない。
あー、これも試験に出るよなあ、確か。この利用者さんの
お陰で、糖尿病の仕組みをあれこれ勉強させて戴けましたなあ。

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帰り道。天王寺の某所にて。狭い通路で、制服姿の少年が道を
譲ってくれた。嬉しいなあ、ありがとね・・・って顔を
見合わせたら!!!


「あ、けいちゃん!」「あ、しんちゃん!!!!」


何と僕の甥っ子だった。こんな事ってあるんだねえ。驚いたよまったく。
19も歳の離れた甥っ子に、ちゃん付けで呼ばれてる叔父さんですがな。
ジイサンの介助してる現場を見られちまいましたがな。妙に恥ずかしい。
彼は下校時、この周辺を通っているらしい。しんちゃん、叔父さんが
痩せちゃった理由はこの通院介助かもしれないね。動き廻ってナンボの
稼業でさあな。生きてくってしんどいね。君はどうにか苦労せずに
大人になって欲しいと思いますよ。


「そうかい、j-45さんには甥っ子がいるのかい、随分大きな甥っ子だねえ」


僕なんかとは比べもんにならん位、良く出来た甥っ子です。
大好きな甥っ子です。どうか僕のように外れず仕合わせを。


無駄に書けた。無事今週も終えた。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。