冷やそうよ
ここ数日雲が多い。
晴れてはいるけど
雲が多い。
蒸している。
ひと雨来ないものか。
街を冷却しては
くれないものか。
僕も冷却しては
くれないものか。
主任は、僕の異変に気付いていたらしく、相談に時間を割いてくれた。
行き詰った感が有る事。自分はこの職に向いていないのではないかと
悩んでいる事。他の職員さんに対し、理不尽に感情をぶつけてしまった事。
原因はひとつじゃなく、ありとあらゆるストレスが元になっていたのかも
しれなかった。
人間のやる事なんだから完璧なんて無いし、思うに任せぬものなのだ、
という根本的な事実への認識が・・・すっかり消えてしまっていた。
こうあらねばならぬのだ。そうでしょ?そういうもんじゃないか?
おかしいよそれ。おかしいおかしいおかしいぞ・・・・・・
自らに掛けたプレッシャー。その掛け具合もまた不味かった。
それに、「俺のやってる事なんて甘っちょろいじゃない、
疲れただと?甘えるな!」と、何処かで思っていたりもしてた。
信じられないくらいしんどい目に遭いながらも頑張っている人々から
比べたら、楽勝だろ俺のやってる仕事くらい。だからもっと走れ、と
ばかりにハッパを掛けて。
優しくて冷静でいろいろ知っていて向上心のあるj-45さんとやらは、
一気にそのイメージを壊してしまいました。似非完璧主義者だったか。
そういう風に見て貰っていたものだから、そうしなければと思い込んで
いた節は、確かにあった。アホはアホなりに、この数年間頑張って来た。
今の主任は、特に僕を高く買ってくれていたから、尚更頑張った。
転換期にある。
元の、のんべんだらりとした僕に戻れるだろうか。
寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。
そうか、みせます、か。なんでみせますなんだ。
みせなくともいいのにな。いや、兎に角寝ます。