スカポンタンの変われぬ10年

10年前のきのう

1997年7月8日火曜日。
林道日本一周の旅。


昨日見つからなかった
10年前の「きょう」の
写真。あったあった。


ここは北海道は夕張市
そう、一旦潰れた寂しい町。
町の中心地からそう外れていない場所にある場所。


「石炭の歴史村ファミリーキャンプ場」 利用料はなんと無料!!
しかしそれにしても利用者少なかったなあ。いや、少ないなんて
もんじゃないね。当時の日記によると、僕の他にはチャリダー
(自転車旅行者の愛称)の青年ただひとり。僕がテントを張った
場所から、かなり離れた場所に張っていた。


炊事場の東屋の下にテントを張っております。天候優れず、雨が
心配だったようだ。人いないし、まあいいかあ・・・・スンマセン。


食料の調達ならず、夕食はふりかけご飯(お恥ずかしい話だが、ふりかけは
欠かせなかった。おかずが貧弱な時には、大いに役に立ってくれた)と
インスタント味噌汁のみかと暗澹たる状況であったのだが、カバンの底から
レトルトカレーが思わず出て来て喜んでいたようだ。こんなしょうもない事で
喜んでた俺って・・・


ニセコから積丹半島。そして小樽から札幌へ。観光地小樽は興味無く、
大都市札幌もとっとと通過して。走って走って走って走る。


実はこの日は信号無視で青キップを切られている。僕の前をトロトロと
走っていたダンプを無理矢理追い抜いて交差点を通過するとそこには
パトカーが・・・・・違反金7千円と2点減点。あーけったくそ悪ィ。
いや自業自得なのですが。以降は安全運転に徹しまして、無事旅を
終えておりますがな。


この日の日記の終わりには、ある女性の名前が出て来ていた。
10年前から変わっておりませんねこの馬鹿モノのスカポンタンは。
どうせモテナイ男のくせに。気ばかり多い。どうしようもない最低男だ。
この間抜け野郎。

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唐突に話しを飛ばす。近年、僕は父のかつての癖を真似るようになった。
気持ちを落ち着かせる時にゲンコツを胸に当てて、ポンポンとやりながら、
こう呟くのだ。


「ダイジョウブ、ダイジョウブ・・・」


気が向いたら、明日はこの事について書いてみたい。あくまで
気が向いたらだが。


明日もいい日にしてみせますよ。ではまた。