何処でどう
1995年5月。四万十川。
鯉のぼりが川に架かる。
セローのハンドルに
メットを掛けたのが
写真に写り込み、邪魔だ。
四万十川沿いのキャンプ場で焚火を囲みながら出逢った
おかしな旅人達は、今は何処でどうしているのであろうか。
雨に濡れながら越えた、四国スーパー林道の峠は、今も
あの当時のままなのであろうか。
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「j-45さんは、一歩引いて利用者さんと接しているのね」
「あー、そうですねえ。ベッタリするのいやなんです」
「いいと思いますよ、ベッタリは実はいけないのよ、この仕事」
「いや、ただ心の中を覗き込まれたくないだけです。線引いてんのかなあ?」
「・・・・・・・・・」
「男性だから、自分の立場を気にしたりするんかなあ?早く安定したいとか」
「いや、成り行き任せです。自分の人生って、ここで決まるって、無いでしょ」
「何歳までにこうなれば、とか世間的な立場は、とか考えるのやめました。
まあ、40くらいまでに、なんては考えたりもしますけど。でも、本気じゃ
ないかも。何時何処でどう転ぶかなんて、解らないでしょ?」
「あー、確かに解らないよね。どこでどう変わるって。そうかあ・・・
そんな風に考えてたんだあ・・・意外だわあ」
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知るか。何処でどう変わるかなんて。知ったこっちゃねえや。
どんどん変わればいいんだ。短い人生なんだもの。
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また愚痴かい? いいやあ違うぜよ。主任ありがと。
明日から4週に渡り、日曜日は介護技術講習会に参加します。
メンドクサイけど、反面すごく愉しみ。新しい事が、学べる。
早うに寝賜へ。用意はいいかい?
じゃ。明日もいい日にしてみせますよ。ではまた。