いつかはマーティン

ソフト・パレード

釜ヶ崎労務者達が
デモ行進をしていた。


物々しい雰囲気で、
警官達が取り囲む。


17年前のような暴動が、
今また起こったならば、
僕はどうするだろうか。


調子に乗って、釜ヶ崎へ馳せ参じ、カメラを向けるのであろうか。
「おお、今日の日記に書くネタになるじゃねーの!」


アホか・・・実際は、ビクビクして尻尾巻いて逃げるかと。
つーか、暴動なんて今更起こされても困る。仕事にならん。


あれ?僕の見知った顔が。あれ?おいおいアンタ何やってんのさ・・・?

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田村十七男の「僕のマーチン君」は、あっと言う間に読了しそうな勢い。
面白いです。ギター弾く方、マーティンに興味のある方ならきっと
誰でも愉しく読めるかと。著者は、40歳にして、OOO-28ECを人生
初マーティンに選んでいる。ECって? はい、エリック・クラプトン
ECよ。かの「アンプラグド」に端を発したシグネイチャーモデルなのだね。
実際にクラプトンが抱えてたのはOOO-42の1939年製超お宝ヴィンテージ
だったらしいけど。



僕はクラプトンにはほとんど思い入れが無いので、よく
解らないのだけれど(でもクリームは大好きだったりする)、
このアルバムのお陰で、マーティンのOOO(トリプルオー)
モデルは、随分売れたと伝え聞く。まあ、有名ですよね、これ。
いや、持ってませんけどね、僕はこのCD。


著者がD-28や35のような、サイズの大きな所謂「ドレッドノート」モデル
ではなく、やや小ぶりなOOOモデルを選んだのは、ちょっとHな気分になる
くらい、抱き心地の良さを覚えたからであるそうな。でもそれ解る。抱き
心地は、結構大切ですよねえ。抱き心地は(強調すな!)。


この本読んでいたら、猛烈にマーティン(著者は、敢えて「マーチン」と、
表記している。英語表記に一番近い「マーティン」では無く)が
欲しくなってしまった。無論、今の僕にはそうそう手が出るような
シロモノではないし、既にギブソンJ-45という、どうにかこうにか手に
入れた一生モノの相棒がいるのだけれど、でも欲しいのですよ。やはり
僕にとっても、マーティンのギターは憧れなのですよ。


よーし、決めた!僕も40歳になったらマーティン買うぞ!!決めたぞ。
あと5年ちょいしかないけれど、頑張ってお金貯めて、買うぞ!
ギターに興味の無い方には、どうしようもないアホ呼ばわりされて
しまいそうだけれども。

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能書きはいいから、今、ギター弾こうよ。最近、あんまり弾いていないぞ。
弦もすっかり死んだままだぞ。しかしそろそろ、弾きたい欲求が
溜まって来ております。面倒臭がらずに、握力鍛え直して、また
やりますか。下手くそだけど、ギター大好き。


40歳になったら、マーティンだ。ああ決めちゃったぞ。絶対買うぞ!


つまんねーお話でしたなあ。でも個人的に、ごく個人的に、大層
盛り上がってしまっておるのですよ。いつかはマーティン!


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。まあ、落ち着け。