読む弾く呑むでいこう

三枚肉そば!

石垣島で食べたそば。
三枚肉が乗っていた。


島とうがらし泡盛漬け、
「コーレグース」を
かけて食す。


沖縄本島でも、しょっちゅう
食べていた。安くて美味い。
また食べたいな。


今日も写真が撮れなかった。時間が無いのと、良い
被写体に出逢えないのとが重なっちゃった。いやいや、
ヒマさえありゃあネコを追っかけてるよりは、ちゃあんと
仕事してる方が良いのであろうが。で、懐かしい写真を今宵も。

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「さぶ」を読み進む。主人公栄二の波乱の幕開けに差し掛かる。


さて。

その多くは推理小説か時代小説だったが、新たに
本を手に入れることができた日は、公園の木蔭や
チャイハナの片隅で一日たっぷりと楽しむことができた。
もっとも、テヘラン山本周五郎の「さぶ」を貰った時は、
一頁目を読んだだけで涙がこぼれそうになって、困ったり
したが。

沢木耕太郎 「深夜特急4 」より。


続いて。

貰ったのは「さぶ」だった。文庫本用のカバーは
すでになく、剥き出しにされた表紙にはくっきりと
手垢がついていた。少なくとも三、四人の手は経て
きているに違いないと思わせるような貫禄がついていた。
相手と別れ、街道沿いのチャイハナで紅茶をすすりながら、
私は山本周五郎をひろげた。ところが、一行目の活字を
目で追っているうちに、なぜか急に胸が熱くなって
しまったのだ。

同著者 「地図を燃やす」より。


深夜特急4?シルクロード? (新潮文庫)

深夜特急4?シルクロード? (新潮文庫)

  
地図を燃やす (文春文庫)

地図を燃やす (文春文庫)

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10数年前、沢木耕太郎にハマっていたのだ。深夜特急のシリーズを
はじめ、ノンフィクションやエッセイ集を読み漁った。
流石に、著者のようなすごい旅をしてみようとは思わなかったが。
そこんとこ、実際に似た事をやっちゃった旅の達人タクローさんは
偉大だ・・・


ええっと、それは兎も角、上記の文を読んだ、20代の頃の僕は、
「ふうーん、山本周五郎ねえ、時代小説ねえ、おっさん臭いな」
としか思えずそのまんまに・・・


時は流れ、見てくれこそ今の所大きく変わらずにいられては
いるものの、しかーし確実におっさんに向かいつつある今現在の
この僕は、書店の古本コーナーで今再びあいまみえた山本周五郎
作品を思わず手に取った。最初は著者唯一(らしい)の探偵小説、
「ねぼけ署長」。タイトルの情けなさとは裏腹に、とても立派な
ハードボイルド物で、実に愉しませて貰えた。そして引き続いてが、
この「さぶ」である。滋味溢れる人情世界が展開されると思いきや、
これは熱い青春小説である(と思われますが、最後まで読まにゃ
解らんか)。まだ半分も行ってないのに、主人公栄二の行く末に
はらはらしている僕がいたりする。久々に新鮮な気分だ。


20代の頃に読んでもきっと面白かったのかもしれない。
いろいろ読んで来たつもりだったけれど、でも足りなすぎた。
今更ながら後悔している。もっともっといろいろ読んでおけば
良かったな。今からでも間に合うであらうか・・・?


と、いう訳で、今宵もすこーし本読んで、すこーし
ギター弾いて(指痛い・・・)、すこーしお酒呑んで
(すこーし、かい?)寝る。疲れたけど、このちいさな
贅沢で支えられておる今の僕なのであるのだなあ。


読む弾く呑むでいこう、呑むが強く主張しておりまして
今宵も支離滅裂な文でリンダ困っちゃう状態なのでありーますが。
明日もいい日にしてみせますよ。もうちょいしたらおやーすみ。


なにこのクソ文・・・・いいやこれでよいのだぜ・・・