冬が来る前に

愛で憐む、ふりをする。

あいりん。
愛憐


マスコミが、
そして僕らが
使う用語。






この地に棲む人々は、単に「にしなり」と言っているそうだ。
そういえばそうだったかもしれない。マスコミが使うこの
「あいりん地区」という呼称は、嫌われているらしい。
「釜ヶ埼」という呼称も、あまり使われていないようだ。


写真後方には、大阪市が誇るムダ施設、「フェスティバルゲート」が
ちらりと写っている。賑やかな新世界は、そのすぐ北側にあるのにも
関わらず、いつも閑古鳥が鳴いている。


この写真を撮影したのは今日の夕方だが、昨日の同じ位の時間帯だったか、
すぐ近くで覚醒剤所持者(らしい)が逮捕され、連行されて行くのを見た。
その男が乗っていた軽トラは、警官達によって細かく調べられていた。
作業服を着た野次馬のおっさんが一言「しょうもないドジ踏んだな」
結局、茶飯事なのだ。怖いなあ。いい加減慣れた筈なのに、でも怖いなあ。

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何処かで気分転換したいなとばかりに地図を見る。
本格的な冬が来る前に、日帰りで良いので何処かやさしい場所に
出掛けてみたい。11月はもう終日休みが無いので、12月に入ってからに
なってしまうのか。まあいいか、師走に、ちいさく旅に出たいな。
温泉に入って、ちょっとだけメシに金掛けて、思い切り深呼吸して・・・
最近目を付けているのは、奈良県の大宇陀あたり。旧い町並みが
残っているらしい。行ってみたいな。


本当は東北あたりの地味ーな土地を、ノソノソと訪れてみたいのだが。

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クリスマスケーキやおせち料理の予約承ります、なんて張り紙が
街のあちらこちらで見受けられる。忘年会はどうする?なんて
お話が出始めた。慌しいねえ・・・・


寝る。明日もいい日にしてみせますよ。