まあ、せっかくここまで書いたんだし・・・

昔日憧憬

ちょっとだけ早く帰って来られたので、
今20時過ぎだけど、書き始める。でも、
いざ書こうと思うと例によって
書けないので困る。
ちょっと考えてみる。

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休みだったらしいじゃないか、文化の日だったらしいじゃないか。
市営の電車内に日の丸が掛けてあったから気付いちゃったじゃないか。
スーツ姿の人がほとんどおらず、ほにゃらけた雰囲気の人々が
わいわいざわぎゃわやってたから気付いちゃったじゃないか。
だからどうしたって言われたら困っちゃうじゃないか。
書く事ないじゃないか。


いかんねえ。なんかないかな。行間無駄に空けて稼いじゃうじゃないか。


「大阪メロディ」とかなんとかいう番組をチラと観る。
藤田まこと川中美幸の「浪花恋しぐれ」なんか聴いちゃうよ。
ウ〜ム・・・べたべたしてるなあ・・・僕にはまだ駄目な世界だ。
ミュージックステーションに替えた。でもこっちも駄目な世界だ。
嗚呼愚かなオイラは何処へ行けばよいのかいね。
知るかんなもん、このヒネクレ者め。テレビ消しなさい。


本を。昨夜紹介した井上陽水の本を。馬鹿と天才は紙一重だと
よく言われるそうだが、この本を読んでいたら、成る程フムフムと。
興味のある方は是非ご一読を。若き陽水の駄目人間さ加減に、妙に
シンパシーを感じちまった。いやいや、その後大成した方なので
当たり前だがとってつもない距離はあるけんどもね・・・
やがてその才能の凄まじさがじりじりと描かれて行く訳で。
読むのが遅めな僕にしてみると、珍しく異常に早いペースで読んでいる。

「彼がつくりたかったのは、ニューヨークのしゃれた
 ナイト・クラブでうたってもおかしくないような、
 からっと乾いたメジャー・コードの曲だった。しかし
 頭ではそう考えていても、現実にできるのはいつも
 マイナー・コードの湿った曲ばかりだった。『断絶』も
 『人生が二度あれば』も『傘がない』も、みなそうだった。
 彼はそのことにうんざりしていた」

「満月 空に満月」より


亡父の位牌の前で(!)、そんな事を考えながらギターを弾いていて、
唐突に出来たメロディに詞をつけたものが、かの「夢の中へ」
だったそうな。はあ・・・・


この本では、日本初の(LPでの)ミリオンセラーアルバム
「氷の世界」を創り、頂点を極めてしまい、超多忙なコンサート
活動の日々の中、やがて彼がすべてに飽き飽きしてしまう所で
終わる。あ、読破しちゃった・・・


陽水はその後マリファナで捕まり、低迷期を迎え、しかしそれを乗り越え
現在に至る、唯一無二の確固たる地位を見事に築き上げるのは周知の通り。
面倒臭いと避けていたコンサート活動も、近年はかなり積極的であると
伝え聞く。

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はあーい、まーたまたやらかしましたよ超4流解説者気取りもどき。
でもせっかくここまで本読みながら書いちゃったから恥さらしつつUPだぜ。
眠くなっちゃったし。何だかんだで22時越えた・・・あれまあ何やってんだ
俺って奴ァよう。ここいらで切らねばなるめえに。寝るか。


明日もいい日にしてみせますよ。
ああ人生が二度あれば この人生が二度あれば・・・♪


ねえよ、んなもん。

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おおおおおおおおおお!!!待て待てまて!!!
フォークの達人友部正人がああ!!!!!!


始まってから25分も経ってんじゃんか・・・・・
なんてこった緊急録画・・・嗚呼ちくしょお。

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最後の最後になってごめんなさい。
y-yさんへ。素敵な写真を戴きました。
ほんとうに、ほんとうに嬉しく思いましたよ。
何でしょう、いのちはめぐるものなのだな、と、
戴いたお地蔵様の写真を見てふと思い、ガラにもなく
感慨にふけってしまいました。
ありがとうございます。